文型ってなに? 役に立つの?

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文型を考える前に

英語と日本語は言語距離が遠いので、英語の構造を理解する必要があります。
その手がかりになるのが文型です。
先生によって考え方が違う時がありますので、あまり神経質にならなくてオッケーです。

文の主要素

文型は 文の主要素 S:主語 V:(述語)動詞 O:目的語 C:補語
で成り立っています。

このほかに M:副詞、修飾語句 というものがあります。
文の主要素にはならないので、文型を考えるときには無視します。

文型を考える時、品詞は避けて通れません。
SVOになれるのは 名詞Cになれるのは名詞と形容詞です

[第1文型] S+V


第1文型は 主語+自動詞 です
動詞には他動詞と自動詞があります
★他動詞は 後ろに目的語を続けなくてはいけない動詞です
主語の行う動詞の作用が 他のもの(目的語)におよぶのです
動詞の後ろに目的語はないと 文法的に✖です
I have a pen. Iが主語、haveが動詞, a pen が目的語です
have 持つ という動詞の作用が a pen という目的語に及んでいるので
私はペンを持っていますという意味になります
★自動詞は 目的語を続けられません
「主語が動作をします」 それだけです
He smiled. 彼は ほほえんだ
これが 第1文型です
goは自動詞なので 後ろに目的語を続けられません
〇〇に行くと言いたい時は 前置詞の力を借ります
例えば 「私は明日東京に行く」と言いたいなら 前置詞toの力を借りて
I will go to Tokyo tomorrow. となります
I が S will goがV(willは助動詞ですがふつう動詞とセットでVとして扱います)
to Tokyo と tomorrow はMです
★S+V の文はS+V の文の Vは 自動詞です

[第2文型]SVC

第2文型(SVC)は S = C です。
1+2=3のように Vをイコールだと考えるとわかりやすいです
S は主語 v は動詞 C は補語です

補語というのは 主語が「何なのか/どのような状態なのか」を説明するものです
だから S = Cの関係になっています
・I am a student. (私は学生です)は I=a studentである
・You look happy. (あなたは幸せそうです) You=happyな状態である
第2文型の代表的な動詞は be動詞です
be動詞の他には get, become よく使われます
He became a doctor. (彼は医者になった)
It gets dark. (暗くなる)
どちらも S = C の関係ですが be動詞と違って 変化を表しています
その他 第2文型では様子や感覚を表す動詞が使われます
look, seem は Sは○○のように見える(様子)
・He seems interested.:彼は興味があるように見える
tasteは Sは○○の味がする(感覚)
・It tastes good. それは良い味がする=おいしい


[3文型]SVO

「日本人は be動詞を使いすぎ」だと言われます
英語らしい英語を話したければ 第3文型を使うことを心がけましょう
第3文型というのは S V Oでできています
V は常に他動詞です
そして Oは目的語です
目的語というのは 動詞の作用を受ける相手です
・I have three cats. (私は3匹のネコを持っている=私はネコを3匹飼っている)
I は主語、have は動詞 three cats は目的語です
「持っている」という動詞の作用が 「3匹のネコ」に作用しています
第3文型は 「SはOをVする」
・He cleaned his room. :彼は彼の部屋をそうじした
・My sister loves coffee. :私の姉はコーヒーが大好きです


英文が長くて分かりにくい時は

1.主語と動詞をみきわめる
2.目的語があるのかないのかを判断し、もしあるなら「SはOをVする」と訳してみる

この2つが出来ればなんとかなります!

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