これまでの口頭試験で得られたデータや経験を18000文字にまとめました。
技術士第二次試験の口頭試験は、合格率が約9割。「ほぼ受かる試験」とよく言われます。しかし裏を返せば、毎年確実に1割が落ちる試験でもあります。筆記という最難関を越えた人だけが受ける試験で、しかも落ちれば、また筆記からのやり直しです。
このたび、口頭試験に特化した新刊『技術士口頭試験 落ちる1割にならない技術 ―実録176問が明かす「最後の20分」―』を、ココナラのコンテンツマーケットで公開しました。前著『技術士第二次試験 最短合格するための勉強"技"』の続編にあたる一冊です。
私自身の試験では、2つのコンピテンシーを一度に問う質問が続き、最後は「技術士でなくてもいいのではないですか」と問われました。その後、技術士試験の指導に携わるようになり、実際の口頭試験で聞かれた質問の記録を集め続けてきました。その数、延べ176問。集計してみると、出題には明確な傾向があり、落ちる人には共通点がありました。
たとえば「技術者倫理で大切なこと」「コミュニケーションの工夫」「利害関係者との調整」「マネジメントの事例」。この4つは、記録のあるほぼ全員が聞かれていました。また、技術者倫理と継続研鑽の2つだけで、出題の約46%を占めます。6つのコンピテンシーを均等に準備する方が多いのですが、実際の出題はこの2つに偏っているのです。しかも4つの試問事項は、それぞれ60%以上が必要で、1つでも下回れば不合格になります。
本書では、
・4つの試問事項と「60%の分水嶺」という採点の仕組み
・頻出質問TOP10と、6つのコンピテンシーごとの回答の「型」
・落ちる人に共通する7つのパターンと、その処方箋
・「キラー質問」「そもそも質問」など、準備が抜けやすい質問への備え
・直前1週間にやるべきことのチェックリスト をまとめ、巻末特典として「頻出質問100」を収録しました。
PDF(A5判・39ページ)なので、スマートフォンでもお読みいただけます。
筆記試験に合格し、これから初めて口頭試験に臨む方。想定問答は作ったものの、何が本当に聞かれるのか不安な方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
出る質問は、決まっています。差がつくのは、答え方です。皆さんの「最後の20分」を支える一冊になれば、これほど嬉しいことはありません。