ドル円159円で膠着、今週ついに動く?日銀・FRB・イラン情勢を徹底分析【8月24日相場分析】

ドル円159円で膠着、今週ついに動く?日銀・FRB・イラン情勢を徹底分析【8月24日相場分析】

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マネー・副業
皆さんこんにちは。

8月24日月曜日、今週の相場が始まりました。

先週末の米国株は上昇し、S&P500は33ポイント高、NASDAQは113ポイント高となりました。

一方、為替市場では円安とドル安が同時に進み、ドル円は159円付近でほとんど方向感のない展開となっています。

ただし、今週はこの静かな相場が一気に動き出す可能性があります。

注目材料がかなり多い1週間です。

日本の物価は再び上向きへ


日本の7月コアCPIは前年比1.8%となり、市場予想通りの結果となりました。

前回の1.6%からは伸びが加速しています。

ただ、CPIを見るときには単純に表面上の数字だけを見るのではなく、政府の補助金などによる特殊要因も考える必要があります。

日銀が金融政策を判断するうえでは、一時的な要因を除いた基調的な物価上昇が非常に重要です。

現在の日銀にとってポイントとなるのは、

**「CPIが今2%を超えているか」ではなく、「今後再び2%を超えるインフレが定着するのか」**

という部分でしょう。

円安や原油高が続けば、輸入物価を通じてインフレ圧力が再び強まる可能性があります。

そうなると、当然ながら追加利上げの必要性も高まります。

市場は日銀の9月利上げをかなり織り込んでいる


日銀は6月に政策金利を1.00%まで引き上げました。

そして現在、市場では次の利上げが9月、もしくは遅くとも10月に行われるとの見方が強まっています。

次回の日銀金融政策決定会合は9月17日~18日です。

市場ではすでに9月利上げをかなり織り込み始めています。

ここで非常に重要なのが、

**「実際に利上げされた日が一番円高になるとは限らない」**

ということです。

相場というのは、結果そのものではなく、

**結果を予想して先に動く**

ことが非常に多いです。

9月の会合までに市場が利上げをほぼ完全に織り込んでしまえば、実際に利上げが行われても円高反応は限定的になる可能性があります。

むしろ注目したいのは、利上げを示唆する発言が出るタイミングです。

27日の氷見野日銀副総裁の発言に注目


今週特に注目しているのが、27日に予定されている氷見野良三日銀副総裁の講演です。

ここで、

「物価上振れリスクが高まっている」

「追加利上げが必要」

「現在の金融環境は依然として緩和的」

といったタカ派的な発言が出れば、市場の9月利上げ予想がさらに強まる可能性があります。

そうなれば、実際の日銀会合を待たずして円高が進む可能性があります。

FXでは、

**ニュースが出た瞬間よりも、市場が将来を織り込み始めた瞬間のほうが大きく動く**

ことがあります。

今週はまさに、そのような相場になるかもしれません。

今晩はイランへの追加経済制裁


8月24日は、米国のベッセント財務長官がイランに対する追加経済制裁について発表する予定です。

ここも非常に重要です。

制裁が市場予想以上に厳しい内容になれば、原油価格が上昇する可能性があります。

原油が上昇すると、

**原油高
インフレ懸念
長期金利上昇
株・為替・ゴールドへ波及**

という流れになりやすくなります。

最近の相場では、地政学リスクそのものよりも、

**地政学リスクが原油とインフレを通じて金融政策にどう影響するのか**

という部分が非常に重要です。

28日はジャクソンホール


28日にはジャクソンホール会議でFRB議長の講演が予定されています。

こちらもドル相場を大きく動かす可能性があります。

市場が注目するのは、

・インフレをどの程度警戒しているのか
・今後の政策金利をどう考えているのか
・長期金利上昇をどう評価しているのか

といった点です。

FRBが予想以上にタカ派姿勢を見せればドル買い。

逆に金融引き締めに慎重な姿勢を示せばドル売り。

今週後半はドル主導で相場が大きく動く可能性があります。

ドル円が動かない理由


現在のドル円は159円付近で揉み合っています。

円は弱い。

しかしドルも弱い。

これが非常に面白いところです。

普通なら円が売られればドル円は上昇します。

しかし現在は米国でも財政問題が強く意識されています。

米国政府債務は40兆ドルを突破し、利払い負担も増加しています。

一方、日本も財政赤字を抱えたままインフレ局面で積極財政を行っています。

つまり現在は、

**円を積極的に買いたい理由も少ない。
ドルを積極的に買いたい理由も少ない。**

その結果、ドル円がなかなか方向感を出せない状態になっています。

これからは「強い通貨」ではなく「一番マシな通貨」を探す相場


今後の為替市場で非常に面白い考え方があります。

それは、

**「どの通貨が一番強いのか」ではなく、「どの通貨が一番マシなのか」**

を考えることです。

現在の主要通貨を見ると、

ドルには米国財政問題。

円には財政問題と低い実質金利。

ユーロにも欧州経済の問題があります。

つまり、どの通貨にも弱点があります。

その中で比較的リスクの小さい通貨に資金が流れる。

これからは、このような「消去法」の通貨選びが増えてくる可能性があります。

現在の戦略はユーロドルの押し目買い


個人的には現在、

**ユーロドルの押し目買い**

を中心に見ています。

単純にユーロがものすごく強いというわけではありません。

ドル・円・ユーロを比較したとき、

相対的にユーロが選ばれやすい環境になりつつあるのではないかと考えています。

特に米国の財政問題がさらに市場テーマとして強くなれば、ドル売りが進み、ユーロドル上昇につながる可能性があります。

もちろん、一直線に上昇するとは限りません。

だからこそ高値を追いかけるのではなく、

**押したところを狙う**

という考え方を続けたいところです。

今週の重要イベント


今週は非常に重要な材料が続きます。

**8月24日**
イランへの追加経済制裁

**8月27日**
氷見野日銀副総裁講演

**8月28日**
ジャクソンホールでFRB議長講演

**8月31日~9月1日**
G20財務大臣・中央銀行総裁会議

8月は夏休みシーズンで市場参加者も少なく、比較的動きの小さい日が続いていました。

しかし、ここから9月に入ります。

日銀とFRBの金融政策決定も控えています。

これまでの夏枯れ相場から、

**金融政策を本格的に織り込み始める相場**

へと変わっていく可能性があります。

今週は単純にチャートだけを見るのではなく、

**「市場が9月の日銀とFRBをどのように織り込んでいくのか」**

ここを意識して相場を見ていきたいところです。

今週は久しぶりに、為替市場が大きく動く1週間になるかもしれません。

※この記事は個人的な相場分析・見解であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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