ホルムズ海峡問題に変化 ドル円は「動けない相場」へ【5月25日 相場考察】

ホルムズ海峡問題に変化 ドル円は「動けない相場」へ【5月25日 相場考察】

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マネー・副業


こんにちは。
5月25日(月)の為替・株式市場を整理していきます。

先週末の米国株は上昇。
SP500は+27ポイント、ナスダックは+50ポイントとなりました。

一方で市場の注目は、中東情勢と原油価格へ移っています。

ホルムズ海峡を巡る報道で原油急落


米ニュースサイト「アクシオス」は、

ホルムズ海峡再開に向けた60日間停戦案を検討

と報道しました。

さらに、ルビオ米国務長官も

「重要な進展があった」

と発言。

これによって、週明けのWTI原油は91ドル台へ急落。
約5%下落して取引が始まっています。

市場では、

中東リスク後退
原油安
インフレ圧力低下

という連想が働き、ドル買いがやや後退しています。

ドル円は159円前後でも動きにくい


現在のドル円は159円手前で推移。

ただ、ここからさらに大きく上昇するイメージも作りづらい状況です。

理由はシンプルで、

「160円=介入警戒ライン」

という意識が非常に強いためです。

実際、29日には為替介入実績が公表予定。

市場参加者としても、

「160円超えを積極的に買いにいく」

という動きは取りづらくなっています。

下がっても簡単には崩れない理由


ではドル円は下がるのか?

というと、こちらも簡単ではありません。

現在、国内個人投資家はショートポジションを積み上げています。

つまり下落すると、

ショートの利食い
買い戻し

が入りやすく、下値を支えやすい構造になっています。

結果として、

上も重い
下も硬い

という「膠着相場」になりやすい状態です。

日銀利上げでも円高になりにくい


市場では、日銀が6月会合で0.25%の追加利上げを行うとの見方が広がっています。

しかし仮に利上げしても、政策金利は1%程度。

依然として日本の実質金利は大幅マイナス圏に留まる可能性が高く、

「利上げ=円高」

とはなりにくい環境です。

本格的な円高効果が出るとしても、来年以降になる可能性が高いと見ています。

今週の注目イベント


今週の重要イベントはこちら。

5月28日(木)

米4月PCEデフレーター

5月29日(金)

為替介入実績公表

特にPCEはFRBの金融政策にも影響するため、相場の変動には注意が必要です。

まとめ


現在のドル円は、

160円では介入警戒
下では買い戻し
日銀利上げも織り込み済み

という状態。

そのため、しばらくは方向感の出にくい相場が続きそうです。

ただ、中東情勢がさらに改善し、ホルムズ海峡問題が完全に落ち着けば、

原油安
インフレ鈍化
ドル安

という流れへ進む可能性があります。

今後も中東情勢と原油価格には注目です。
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