2008年8月18日
横浜市内の某公立高校 3年E組 ホームルーム
今日は夏休み終盤の出校日、今週末の土曜日は、横浜スタジアムでTUBEのコンサート。
2週間前に2歳年上のアニキからチケットを譲ってもらった。一緒に行くはずだった彼女さんと別れたようだ。
何かの運命を感じたボクは勇気を出して前から好意を持っていた高山さんを誘った。
…「もしもし、大沢だけど、急な話なんだけど、8月23日のTUBEのコンサート、もしよかったら一緒にどうかなと思って … えっマジで… じゃあチケットは8月18日の出校日に渡すから。」…
(きょうチケットを渡そうとしていたけど、高山さんの姿が見えない、体調でもくずしたのか)
「みんなに連絡事項があります。 お父さんの仕事の都合で高山が転校することになりました。急な話できょうの飛行機でアメリカに渡るそうだ。」
頭が真っ白になった。その後先生がボクの名前を呼んだような気がしたが何も、耳に入って来なかった。
窓の外を見た。白い雲の横を飛行機が飛んで行った。(大沢君、ごめんね。)という声が聞こえたような気がした。
夏休みも残りわずかになってきた。