その不動産会社、大丈夫?良い不動産会社・悪い不動産会社の見分け方

その不動産会社、大丈夫?良い不動産会社・悪い不動産会社の見分け方

記事
法律・税務・士業全般
不動産を買う、売る、借りる。

人生の中で不動産会社に相談する機会は、そう何度もありません。

だからこそ、

「どの不動産会社に相談すればいいの?」

と迷う方も多いと思います。

不動産会社である私がこんなことを書くのも少し変ですが、今回はあえて、**「こんな不動産会社には少し注意したほうがいいかも」**という話をしてみます。

①いきなり契約を急かす

「この物件、人気なので今日決めたほうがいいですよ」

「他にも検討している人がいます」

こう言われると、焦ってしまいますよね。

もちろん、本当に人気の物件で早く決断したほうがいい場合もあります。

ただ、不動産は人生で大きなお金が動く買い物です。

メリットだけでなく、

「この物件のデメリットは何ですか?」

と聞いてみてください。

そこで、きちんとデメリットも説明してくれるかどうか。

これは一つの判断材料になると思います。

②査定額が他社より極端に高い

家を売るとき、査定額は高いほうが嬉しいですよね。

でも、

A社「2,500万円」

B社「2,600万円」

C社「3,200万円」

だったら、3,200万円の会社にお願いしたくなるのが人情です。

しかし、その価格で本当に売れるのでしょうか?

査定額は、「売れることを保証する金額」ではありません。

なぜその金額なのか。

周辺の成約事例はどうなのか。

どのくらいの期間で売れそうなのか。

こうした説明をしてくれる会社を選びたいところです。

③メリットばかり説明する

不動産には、必ずメリットとデメリットがあります。

駅に近いけど、交通量が多い。

土地が安いけど、形が特殊。

広いけど、築年数が古い。

眺望がいいけど、坂道がある。

どんな物件にも一長一短があります。

だからこそ、

「この物件の弱点は何ですか?」

と聞いてみてください。

弱点を隠すのではなく、

「ここはデメリットですが、こういう人にはメリットになります」

と説明できる会社なら、相談しやすいと思います。

④質問に対して「分かりません」と言わない

これ、意外と大事です。

不動産には、専門家でもその場ですぐ分からないことがあります。

税金、法令、建築、境界、融資など、非常に幅広い知識が必要だからです。

だから私は、

「分からないことを、分からないと言えること」

も大切だと思っています。

そのうえで、

「確認して後ほど回答します」

と言ってくれる会社のほうが、むしろ信頼できるのではないでしょうか。

⑤契約したら終わり、になっている

不動産会社との付き合いは、契約したら終わりではありません。

購入なら、その後の引き渡し。

売却なら、売れるまでの販売活動。

賃貸なら、入居後の管理。

何か問題が起きたときに相談できるかどうかも重要です。

「良い不動産会社」の条件とは?

では、良い不動産会社とはどんな会社でしょうか。

私は、

「お客様にとって都合の悪いことも、きちんと伝えられる会社」

だと思っています。

不動産は、良いところだけを見て決めるものではありません。

メリットとデメリットを理解したうえで、

「それでも、この物件がいい」

と納得して選ぶことが大切です。

私たちも不動産会社ですから、

「自分たちを選んでください」

と言うだけではなく、

「まずは、あなたに合う不動産会社を選んでください」

とお伝えしたいと思っています。

不動産会社を選ぶときは、会社の大きさや知名度だけではなく、

「きちんと話を聞いてくれるか」
「デメリットも説明してくれるか」
「分からないことを調べてくれるか」
「契約後も相談できるか」

そんなところも見てみてください。
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