631.子どもがこぼれた湯でやけど⇒入院も 消費者庁が教える「電気ケトル」の注意点

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子どもがこぼれた湯でやけど⇒入院も 消費者庁が教える「電気ケトル」の注意点


小さな子どもが電気ケトルを倒すなどした際に、こぼれたお湯でやけどを負う事故が発生しているとして、消費者庁が公式サイトで注意を呼び掛けています。

やけどをしたらすぐに冷やすこと
 消費者庁によると、子どもは大人よりも皮膚が薄いため、やけどをした際にダメージが皮膚の奥深くまで影響し、重症となってしまうことがあるということです。
湯などの液体によるやけどの場合、受傷範囲が広範囲になることがあるといいます。
実際に子どもが電気ケトルからこぼれたお湯でやけどを負い、入院が必要になったケースもあるということです。


 電気ケトルによるやけど事故を防止するために、消費者庁は次の点に注意するよう呼び掛けています。

・電気ケトルなどは、電源コードも含めて小さなこどもの手の届かない場所に置く。
・転倒時に湯が漏れにくい構造など、安全に配慮した製品を選ぶ。
・使用時は、適切にロックするなど安全機能を活用する。ふたの閉め忘れや部品の破損・劣化にも注意する。

 もしやけどをした場合、すぐに10分以上冷やすよう呼び掛けています。
その際、刺激を避けるため、蛇口やシャワーの水を患部に直接当てないようにする必要があるということです。

 また、服の上から熱湯などがかかった場合は、脱がずに服の上から冷やすよう呼び掛けています。
市販の冷却シートは、やけどの手当てには使えないということです。

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