成功報酬の浮気調査のメリットと注意点

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法律・税務・士業全般
このページでは浮気調査の成功報酬プランについて解説します。
浮気調査を探偵に依頼する際に、依頼者様としては
「費用だけかかって証拠が撮れなかったらどうしよう。」
「調査が成功しなかったらお金を払いたくない。」
そのように思われる方も多いのではないでしょうか?
そのご不安に寄り添った調査プランが”成功報酬プラン”です。
皆様がお考えになる成功報酬プランとは「証拠が撮れなければ0円!」という魅力的なプランだと思います。
ただし、皆様がお考えになる成功報酬プランと、実際の成功報酬プランには食い違いがある場合があります。
当社はできる限り皆様が考える成功報酬に近い形態を目指しておりますが、
一般的な探偵社の成功報酬プランには、落とし穴やデメリットもありますので、成功報酬プランを利用する際には知識をつけておく事をお勧めします。


〇浮気調査の”成功”とは

皆さんは浮気調査の成功とは何だと思いますか?
当社の考える浮気調査の成功とは、
「慰謝料請求できるほどの証拠収集の完了」
「浮気相手の名前、住所、勤務先」
概ねこの2つだと考えています。
勿論、それぞれの依頼者様によってお望みの調査結果は違うと思います。
が、上記2つ、「証拠収集」と「浮気相手の素性」を目指して調査を行えばほとんどの依頼者様の目的を達成できるかと思われます。

○では、浮気調査の”失敗”は?

浮気調査が”失敗”するとはどういう事か?
「調査したけど証拠が撮れず、費用だけかかった。」
「調査している事が対象者にバレてしまった。」
この2つではないでしょうか。
成功報酬制とは、
「証拠が撮れなかった時」「調査がばれてしまった時」、
費用は0円のプラン!
このようにお考えになる依頼者様は多いと思います。
ですが、実際はそうではありません。
ここに成功報酬制の落とし穴があります。

○契約上の”成功”の条件にご注意

さて、では探偵業者との実際の成功報酬プランの契約になった際のお話をします。
探偵事務所に相談に伺い、プランの契約をするときにどのような話になるのか。
当社にご相談頂いた依頼者様のお話をお聞きして探偵の成功報酬プランの実態について。
依頼者様と探偵側の成功の定義に齟齬があるように思えます。
それぞれの探偵業者により、浮気調査の成功の定義は異なるようです。
探偵が設定する成功の定義の例として、
◎証拠が撮影できた場合
◎浮気相手の素性が判明した場合
・手を繋ぐ、抱き合うなど親密な様子が撮れた場合
・異性との接触が撮影できた場合
△調査対象者が何をしているのか把握できた場合
△契約の時間が消化された場合
このような条件があります。
◎で記載した部分はほとんどの依頼者様が想像している成功報酬だと思います。
・で記載した部分については、調査の進行はあるにはあるが、慰謝料請求まではできない証拠。
△については酷いですね。実質、時間制プランと変わらないのではないでしょうか。
その他、一つ覚えて頂きたい点があります。
探偵側に非がなく、依頼者様の都合による一方的な調査終了の場合、違約金などの費用が発生してしまう場合があるという事です。
依頼者様側の事情により返金不可能、もしくは違約金が発生する場合の例として、
・調査期間内にも関わらず調査を諦める。
・対象者に調査の事実を告げる、またはバレるような行動をとる。
・調査期間内にも関わらず浮気についての話し合いを始める。
このような事態になった場合、調査が成功しなくても費用が発生する場合があります。
このように、依頼者様が想像する成功報酬と、実際の探偵業者との契約上の成功報酬プランに少し齟齬があるという事を念頭に入れましょう。

○完全成功報酬制と成功報酬制の違い
皆様が探偵の成功報酬についてお調べになった際、”完全”成功報酬と成功報酬という文言が出てくると思います。
完全がつくか、つかないかの違いなのですが、違いがあります。
完全成功報酬とは、文字通り、調査が成功しない限りは1円も費用が発生しないというプランです。
では、成功報酬プランとは?
こちらは調査が成功した場合の成功報酬とは別に、着手金、もしくは調査経費は別途請求というプランです。
最終的な報酬の総額としては
完全成功報酬>成功報酬
となる事が多いですが、
成功報酬制の場合は調査が成功しなくてもある程度の費用(着手金や経費)がかかるようです。

○報酬の支払い時期

「調査が成功するまでは、費用を支払わなくていい」
成功報酬と聞くとそのようにお考えになる方は多いのではないでしょうか?
でもそうとは限りません。
報酬の支払い時期についても確認する必要があります。
それぞれの探偵業者によって異なります。
調査が成功した場合の報酬を事前に支払う必要のある探偵業者と、
調査完了後の支払いになる探偵社があります。
事前に支払う場合、もし調査が成功しなかった場合は、費用が返金されます。
調査後の支払いとなる探偵社の場合、調査が成功しなかった場合は成功報酬の支払いはありません。
このように、「調査が成功するまで費用の支払いはない」とは限りません。
着手金がある、調査前に成功報酬分を預ける必要があるなど、
事前にある程度の金額を探偵業者に支払う必要がある場合もあります。

○成功報酬の費用相場

成功報酬制の費用はどれくらいかかるかというと、100万円~というのが一般的なようです。
他社に相談された依頼者様のお話をお聞きしましたが、中には200万円以上の報酬が発生するところもあるようです。
同じ内容で相談しても、各探偵社によって費用は大きく変わってきます。
また、調査の難易度や期間など、条件によっても見積もりは変わります。
成功報酬で依頼する場合、調査が失敗するリスクは軽減できますが、時間制料金よりも時間あたりの費用は高額になります。
浮気調査の後に請求できる慰謝料の金額とのバランスをよく考えながら、どのような形で依頼するのがいいか検討する事をお勧めします。

○探偵の3つの料金プラン
時間料金制  
稼働時間、日数に応じて料金が加算される。
証拠が撮れなくても費用が発生するが、成功報酬制より安い。
パック料金制よりは時間当たりの費用は高額。


パック料金制
20時間パック、40時間パックなど、ある程度の時間をまとめて契約するプラン。
時間料金制よりも時間当たりの費用が安くなる。
パック料金制も証拠が撮れなくても費用が発生する。

パートナーが浮気相手といつあっているのか、ピンポイントで特定できている方はこのプランが向いている。

成功報酬制
証拠が撮れなければ0円。
文字通り調査が成功しなければ費用の支払いがない為、「費用だけ掛かって何も得られなかった」という事態を避けることが出来るプラン。
ただし、時間料金制やパック料金制よりも時間あたりの費用が高額になる場合が多い。
証拠が撮れなかった場合の費用を無駄にするリスクをなくしたい方に向いている。
 パートナーがいつ浮気相手と接触しているかは読みにくいが、週に何回などある程度期間をかければ証拠が撮れそうな方に向いている。 


成功報酬型のメリットは時間料金制、パック料金制に比べ、調査が長引いた時や証拠が撮れなかった時に費用だけ掛かるリスクを避けられる事です。
逆にデメリットは、時間料金制、パック料金制よりも証拠が撮れた時の時間あたりの費用が高額になる場合があるという点です。

○成功報酬制で依頼するときの注意点

実際に探偵業者と契約される際には、
「費用の支払い時期」「成功の条件」、それと「違約金について」をよく確認しましょう。
慰謝料請求できる程の証拠と、不倫相手の情報取得が成功条件になっているか、よく確認してみてください。
「手を繋いでいるのが撮影出来たら」「浮気相手と会ったら」
など、慰謝料請求できるとは言い難い場面を撮影して”成功”、という扱いになっていないか注意が必要です。
その他、証拠が撮れなくても費用が発生する条件についての記載についてもよくご確認することをお勧めします。
依頼者様都合による調査中止の場合、違約金が発生する事があります。
これは探偵業者側も調査には労力をかけている為、完全に依頼者様都合で調査の打ち切りを告げられると採算が取れなくなるため仕方のない部分ではあります。

○成功報酬制で依頼して失敗するパターン

成功報酬型で依頼して失敗するパターンとしては、契約書をよく読まなかった事による行き違いが多いかと思われます。
・証拠が撮れるまで調査してくれると思っていたら、不倫相手と会っている所の撮影だけで費用が発生した。
・調査途中で事情が変わり、調査する必要がなくなったがキャンセルできず違約金が発生した。
このようなパターンが多いようです。
探偵業者との契約の際、契約内容に少しでも疑問を感じたら、遠慮なく質問しましょう。
中には依頼者様が想像する「成功報酬」とはかけ離れた契約内容になっている事もありえます。

○まとめ

・時間料金やパック料金についてもよく検討する事。
・契約内容をよく確認する事。

○当社の料金と条件について

上記を踏まえて、できる限り依頼者様が想像する「調査の成功」、かつ当社の採算もとれるように考えました。
当社の調査料金
不貞の証拠撮影 初回 40万円
2回目以降      20万円
不貞相手の住所    10万円
不貞相手の氏名調査  10万円
不貞相手の勤務先判明 10万円
事前支払い費用
着手金10万円(調査が成功しなかった場合はご返金)
成功条件
慰謝料請求できるほどの証拠撮影
(ラブホテル、ホテル、浮気相手宅への出入りの撮影)
浮気相手の氏名、住所、勤務先の判明
違約金について
事前に調査期間を設定させて頂き(1か月)、
期間内に依頼者様都合による調査中止の場合、着手金10万円をそのまま違約金として頂きます。
1か月以内に調査が成功しなかった場合、着手金のご返金、もしくは期間の延長を選んで頂きます。
依頼者様都合による調査中止の例
・配偶者に調査の事実を告げる、発覚する、もしくは類似の事態が発生した場合。
・調査の断念。
当社の条件はこのようになっております。
是非お問い合わせ頂ければ幸いです。
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