安い賃金で集まるのは”それなりの人材”

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コラム
能力の高い人、優秀な人材というのは自分の価値を理解しているからこそ、自分の仕事内容でもらえる給与というのを、把握して転職活動をしているのです。


新卒でもない人材を、そもそも25万円(総支給)で採用しようとするのが間違いなのです。


この「優秀」という定義について、ここでは自立性が高く、能動的であり、ある程度の期間を経ればこれまでのスキルと経験を応用して8割の仕事まで、短期間で仕上げられる人間です。






おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SUKEです。


今日は寒いですね・・・マイナス3度です。

でも、今日の寒さを乗り切れば明日以降にまた暖かくなるそうですね。

私は本当に寒いのが苦手・・・

早く暖かくなってほしいものです。






さて、本日は『安い給与で優秀な人材を採用するという間違い』についてお話します。


現在、ウクライナとロシアの戦争により、物資を仕入れるのが難しくなっている昨今、モノの価値が上がる中で、日本人の給与は変わらないといいます。


医療・介護・福祉業界ではどうでしょうか。


夜勤の看護師さんの給与も、働いている時間と労働力の対価としては相当に低いですよね。子供がいながら、夜勤も働かなければならないというは、本当に大変です。


介護と障害についても同じ事が言えます。

基本的に年収400万円に達している人は少ないですよね。ボーナスなど雀の涙ほどでしか出ず、収入を上げるためには、副業するしかありません。


このような、やることが大変で、他の人がやりたがらない仕事に対して、給与が上がらない原因はなんでしょうか?







私の感覚ですが、需要があり大変な業界にも関わらず、給与が上がらない理由は2つあると考えています。


一つは、それでも低賃金で働く人材いることです。

もう一つは、低賃金で働いても良いという人材の能力が低いからです。


つまり、一般企業で活躍できなかった人材が医療・介護・福祉業界で仕方なく働いていることが、低賃金化を招いているということも、考えられるのではないでしょうか。


誤解しないでほしいのは、元々この業界が好きで働いている人の中には、優秀な人材がたくさんいます。

ですが、そういった優秀な人材が低賃金な理由も、上記の2つが影響しているのでは?
と考えてしまいます。






さて、このような低賃金合戦が医療・介護・福祉業界で行われているからこそ、コストを限りなく抑えたい経営者は、最低賃金で人材を採用しようとします。


また、最低賃金で採用しておきながら、採用した人材の能力が不足していることが分かると、頭を抱えて「辞めさせたい・・」と言います。


ここが大きなポイントです。


自分の価値を理解しているような、優秀な人材は最低賃金で応募があるわけがありません。皆、お金のために働いています。


”それなり”の人材しか集まりません。


長く楽しく、そして社内で活躍してもらえるようにするには、高い給与を設定し、そして応募者の中から厳選して選びましょう。


大手であれば、ブランド力で人材を採用できますが、中小企業で名もない会社は体制を整える必要があります。


最低賃金で採用しようという考えは、経費削減というより、ただのケチですよ。

トラブルのもとです。







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