Amazon POD出版:知っておきたい豆知識 ⑳アメリカで売る(中)

Amazon POD出版:知っておきたい豆知識 ⑳アメリカで売る(中)

記事
デザイン・イラスト
こんにちは。
出版編集者のyasyuuです。

このブログは、ペーパーバック出版を自力でなさる方を対象に、きれいに安全に出版するための「豆知識」をまとめたものです。随時更新していきますので、ぜひ参考になさってください。

◆サクセスフル・インディーズ・オーサー

前回の記事で少しふれた、アメリカのペーパーバック成功者について、具体的にどの程度の「成功者」なのかを、印税収入をベースにまとめてみました。

【中堅】
 • 年間のペーパーバック印税:約1,700万円
 • 年間販売部数:2万部
 • 主に特定のニッチなジャンルで熱狂的なファンを抱える作家のライン

【大ヒット】
 • 年間のペーパーバック印税:約8,600万円
 • 年間販売部数:10万部
 • Amazonベストセラーランキングで常に上位の「THE成功者」

ここで特筆すべきことは、上記の印税には、電子分が一切入っていないという点です。空恐ろしいですね。

_22944452_m.jpg

◆なぜアメリカではそれほど売れるのか

日本とアメリカの現状を比較してもむなしい限りですが、なぜアメリカではそれほどまでにセルフパブリッシングが受け入れられるのか? 少し考えてみました。

【理由① そもそも本の材質にはこだわらない文化?】
出版社の文字物の洋書は驚くほど簡素なつくりのものが多いです。カバーなし、紙は明らかに粗末なもの(おそらく古紙を利用した再生紙)、図表の細部はインク沈みで読みづらくてもおかまいなし、かすれ上等といった感じです。日本とはかなり事情が異なります。

【理由② 簡単な組版】
個人でもWordで十分に組み立てられる仕事です。

上記の理由から、アメリカは、ペーパーバックのような簡易出版物に、そもそも抵抗を感じない土壌なのではと考えます。

出版社と個人の本の見た目(材質・版面)に違いがないならば、表紙とコンテンツさえ整っていれば十分競争に参加できます。

①英文PDF
②洗練された表紙PDF

この二つが揃えば、国籍に関係なく英語圏で勝負できます。ぜひ日本人初のサクセスフル・インディーズ・オーサーを目指してください!
英文組版が必要な際はご用命を。今は休止中にしてますが、起こしてくださいね。
サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す