【開発の裏側77】足したはずの戦略が1回も動いていなかった。テストの結果がおかしいときに、先に確かめた2つの話

【開発の裏側77】足したはずの戦略が1回も動いていなかった。テストの結果がおかしいときに、先に確かめた2つの話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の77回目です。前回は、通貨の強さのインジケーターで、ならした値が起動してからの時間で変わっていた話でした。
今回は、金のEAに戦略を足して測っていたとき、テストの結果がおかしかった2つの話です。



金のナンピンのEAに、別の戦略を足して、1つのEAにまとめていました。
EAのソースは、部品を差し込む小さなプログラムで組み立てています。



1つ目は、足したはずの戦略が、1回も動いていなかった話です。

3本目の戦略を足して、2022年から2026年までをテスターで回しました。17分かかるテストです。
結果を見ると、もとのナンピンのEAだけのときと、1円まで同じでした。

調べると、3本目の部品の中身は入っていたのに、それを呼び出す1行が入っていませんでした。
差し込むプログラムが、差し込む場所の目印を見つけられず、何も言わずに空振りしていたのです。

直したあとは、組み立てた直後に、入っているはずの目印が全部あるかを確かめ、1つでも欠けていたらその場で止まるようにしました。



2つ目は、報告書に取引の数が0と出た話です。

同じ日の夕方、戦略の量を変えて回したテストの報告書が、取引0回と出ました。
テスターの記録を開くと、事情が分かりました。

記録では、テストの途中まではふつうに取引していました。
その直後に、テストを回す側のプログラムが、いったん落ちて起動し直していました。そのとき、パソコンの空きメモリは0.54GBまで減っていました。

EAに不具合は無く、メモリが足りずにテストが途中で止まっていたことになります。



2つとも、EAの中身を疑う前に、外側を確かめれば分かることでした。

結果が前と1円まで同じなら、足したものが本当に入っているかを見る。取引が0回なら、まずテスターの記録を見る。
EAを組み立てるときは、作ったものが思ったとおりにできているかを、作った直後に機械で確かめる形にしておくと、テスト1本ぶんの時間を捨てずに済みます。

EAの検証や、組み立てたEAの点検のご依頼も受けています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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