どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。
前回は、人は損を得の2倍ほど重く感じるので、利益を早く確定し、損を持ち続けやすい、という話を書きました。
今回は、その逆をやる損小利大を、数字で見ていきます。
損小利大は、損失は小さく切って、利益は伸ばす、という考え方です。
これを数字にしたものが、リスクリワードです。1回の利益の大きさを、1回の損失の大きさで割った値です。
損失1に対して利益2なら、リスクリワードは2。
損失1に対して利益0.5なら、0.5です。
リスクリワードが決まると、トントンになる勝率が決まります。
式は、1を、1とリスクリワードを足した数で割るだけです。
リスクリワード0.5なら、66.7%勝ってやっとトントン。
リスクリワード1なら50%。
リスクリワード1.5なら40%。
リスクリワード2なら33.3%。
リスクリワード3なら25%。
3回に1回しか勝てなくても、勝ったときに負けの2倍取れていれば、トントンです。
逆に、10回中6回勝っても、利益が損失の半分しかなければ負け越します。
前回の心のくせのとおりに動くと、利益を早く確定してリスクリワードが下がり、必要な勝率がどんどん上がっていきます。
私は勝率にはこだわりません。
大事にしているのは、優位性のあるところを探すこと。わざわざ損失になるところではエントリーしないこと。
そして、うまくトレンドに乗れたら、トレイルで利益を伸ばすことです。
トレンドが変わる最初のところで入ると、損切りは直近の安値や高値のすぐ外に置けて、伸びる余地は大きい。
同じ形でも、入る位置でリスクリワードが変わります。
検証でも、損切りの置き場所が成績を大きく動かしました。
5分足で構えて1分足の合図で入る検証では、合図を待つと成績が良くなりました。
ところが中身を分けると、良くなった分の3分の2以上は、合図そのものではなく、損切りまでの距離が変わったことによるものでした。成績そのものは、まだマイナスです。
どこで入るかと同じくらい、どこで切るかが数字を決めています。
ただし、リスクリワードだけを大きくすればいいわけでもありません。
届かない場所に利確を置けば、勝率が下がります。勝率とリスクリワードは、いつも組み合わせで見ます。
次の回は、その組み合わせで、資金が尽きる確率がどう変わるかを、バルサラの破産確率で見ます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。