自分の中に別人が潜んでいた?
こんにちは。セールスコピーライターの岩井直樹です。
あなたは最近、自分の声を録音して聴き返したことはありますか?
カラオケや声優、言語学習など、声を仕事にする方でない限り、
わざわざ自分の声を録音する機会は、少ないかもしれませんね。
私が自分の声を録音したのは、落語の本を朗読する趣味がきっかけでした。「セリフがどんな感じで言えているかな?」と気になって録音してみたんです。
でも、その時、衝撃を受けました。
なぜなら、『イメージした声とは全くの別人みたい』に聞こえたからです。
どうしてこんな現象が起きるのか?
その答えは、自分の声が、耳から聞こえる直接の音と、録音した音とでは、声質が変わって聞こえるからです。
これは、人間が声を認識する際に、
・体内の骨や組織の振動で伝わる「骨伝導(こつでんどう)」
・空気の振動で伝わる「気導(きどう)」
という二種類の音を同時に聞いているためです。
「ダメ」だと思っていた声が、実は「良い」?
そして何より驚いたのは、自分では「ガサツでダメだ」と30年近くも思っていた声が、録音してみたら案外良かったことです。まるで、自分の中に知らなかった一面があったかのような感覚でした。
この経験から私は、「自分のことが実は全然分かっていない」ということを
痛感しました。
そして、これはあなたのビジネスや、あなた自身にも同じことが言えます。
私たちは日々、自分自身の価値観や経験に基づいて物事を判断しています。
これは必要なことですが、同時に、客観的な視点を持ちにくくする原因にもなります。
自分にとって「当たり前」なことは、その価値に気づきにくく、時には「こんなこと言っても意味がないだろう」「これは弱みだ」と過小評価してしまいがちです。
ですが、その「大したことない」と思っている特徴や、むしろ「ダメな部分」だと考えていることでも、客観的な目線で見れば、思わぬ強みや魅力に変わることがあるんです。
たとえば、
・あなたが「地味で目立たない」と思っているサービスが、
実は「堅実で信頼できる」と評価される。
・「ありきたり」と感じている商品に、
実は「誰もが使いやすい親切設計」という新たな価値が見出される。
・「当たり前」だと思っているあなたのスキルが、
他の人から見たら「すごい能力」と驚かれる。
まさに、「自分では短所だと思っていたことが、客観的には大きな長所だった」というケースは少なくありません。
あなたの「隠れた魅力」や「本当の強み」を見つけるヒント
では、どうすれば自分の中にある「隠れた魅力」や「本当の強み」を見つけられるのでしょうか?
簡単なヒントを4つほどご紹介します。
①「人に褒められること」に意識を向ける
あなたはどんな時に人から感謝されたり、「すごいね」と褒められたりしま
すか? 自分では当たり前だと思っていることでも、他人から見れば特別な
能力である可能性は高いです。
②「時間を忘れて熱中できること」を掘り下げる
趣味でも仕事でも構いません。時間を忘れるほど没頭できることは、
あなたが自然に得意としていること、あるいは深い情熱を注げる分野である
証拠です。その中に、あなたの独自の価値が眠っているかもしれません。
③「過去の困難を乗り越えた経験」を振り返える
つらい経験や苦労した出来事の中にも、あなたが培ってきた粘り強さ、
問題解決能力、人との関わり方など、ビジネスや人生に活かせる「強み」が
隠されていることがあります。
④「弱点」を『強み』という角度から見てみる
例えばですが、
・「優柔不断」⇒「多角的に物事を検討できる慎重さ」。
・「おしゃべり」⇒「コミュニケーション能力の高さ」。
・「不器用」⇒「一つずつ丁寧に、着実に進める真面目さ」
と捉え直すことができます。
ネガティブな言葉の裏に、ポジティブな意味を見出す練習をしてみましょう。
あなたの「本当の声」を見つけるきっかけに
私がお伝えしたいのは、客観的な視点がいかにあなたの可能性を広げるかということです。
自分一人では気づけない、あるいは見過ごしてしまいがちな「隠れた魅力」や「気づかざる強み」は、きっと誰にでも存在します。
このブログが、あなたのビジネスや、あなた自身の「本当の声」を見つける、小さなキッカケになれば、これほど嬉しいことはありません。