今インナーチャイルドが言いたいこと

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コラム
ただ話を聞いてほしかった

上手くできたら褒めて欲しかった

お手伝いをしたらありがとうと言ってほしかった

遠足のとき妹だけもらっていたおもちゃが

羨ましかった

家でも学校でも運動会でも

妹のお世話係が嫌だった

学校の先生から

わたしが妹のお世話ばかりで

おかしいからと言われて

妹と違うクラスになったけど

妹はすぐお友達ができたけど

わたしは分からなかった

友達の名前を覚えることを知らなかった

友達の作り方を知らなかった

だから教えて欲しかった

健康だから大丈夫と

放り出さないで

わたしはお世話係じゃない

体は健康だったけど

心は病気だった

体が健康だから大丈夫と言わないで

手先が真っ青になって

大きな病院に連れて行ってくれたけど

あなたも病気になるのと

不機嫌にならないで

妹とは違う態度が悲しかった

原因が分からないから

後は知らないと放っておかないで

わたしがやりたくもない習い事をして

お母さんに見て欲しくて

一生懸命頑張っているのに

わたしを見ないで

隣の人と張り合ったり

誰がどうと評論したりしないで

妹がいないときは

わたしだけを見ていてよ

その時だけは笑ってよ

お母さんにもトラウマがあって

わたしの感情を受け止められなかった

障害があった妹が生まれてショックだった

他の人の理解がなく一人で育てた

だからわたしのことまで手が回らなかった

そんな余裕がなかった

それは知っていた

だからお母さんのために一生懸命お手伝いした

やりたいこと、いいたいことは我慢した

具合が悪くても、不安があっても黙っていた

お母さんの迷惑にならないように

いい子になった

でもね、それはもういいよ

仕方ないから…

それははじめから

責めてないよ

家族だから…

妹のお世話も

家のお手伝いもそれが不幸だと思ったことはないよ

少しでもお母さんが楽になったらいいと

思っていたよ

だから一生懸命

自分の感情を押し殺して

自分よりもまわりを優先して

あきらめて

間違わないように

迷惑をかけないように

注意してお世話やお手伝いをしたよ

すごく苦しかったけど

すごく怖かったけど

まわりのお友達が羨ましかったけど

でもそれはもういいんだよ

だけどこれだけは気づいてほしかった

余裕がなくても

受け入れられなくても

毒親のまま変わらなくても

『そういう気持ちがあったんだね』と

認めることは

できたんじゃない?

認めることは

受け入れることじゃなくて

変わることじゃなくて

責めていることでじゃなくて

そんな感情があったんだねと

ただ一緒に泣いてほしかった

あなたにもあっただろうその感情を

ただ一緒に見つめるだけでよかった

それだけでよかった




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