美術界のジェームズボンド!『天使と悪魔』(角川文庫)

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『ダ・ヴィンチ・コード』が大ヒットしたのは、今からおよそ20年前のこと。
当時、私もその熱狂の渦中にあって、映画は何度も観たし、原作も何度も読みました。
今でも私の大好きな作品です。
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実は、原作シリーズとしては『ダ・ヴィンチ・コード』は2作目で、映画ではその後、原作シリーズ第1作目の『天使と悪魔』、同4作目『インフェルノ』が公開。
ただ、『ダ・ヴィンチ・コード』ほどの熱狂は起きず、私も一応は見たものの、さほどのめり込むことはありませんでした。

けれど、こんなに『ダ・ヴィンチ・コード』ばかり何度も読み返しているならシリーズ1作目も……ということで、今さながら読了。
『ダ・ヴィンチ・コード』同様、ハラハラ・ドキドキのスリリング満載、そして蘊蓄と謎解きも満載、かつスピーディーな展開。
現実的に考えれば、「んなわけあるかい!」と突っ込みつつも、とても面白かったです(笑)。

一番、映画と印象が違ったのが、女性物理学者ヴィットリア・ヴェトラのイメージ。
原作では、

袖なしの白いシャツとチノクロスのショートパンツ。
栗色の肌を持ち、長い黒髪。
目鼻のつくりがしっかりしていて、肉感がにおい立つよう。
風になぶられて服が体にまとわりつき、すらりとした胴と小ぶりな胸を際立たせている。

という、ルッキズムとオヤジ趣味全開の美人(笑)。
そんなイメージでTOPのイラストも描いてみました。
主人公のロバート・ラングトンも、トム・ハンクスというよりはジェームズ・ボンドのようなキャラクター。
どうやらシリーズごとに、都合よく優秀な美人が現れてバディを組む、という展開がお約束になっているようです。
「んなわけあるかい!」と突っ込みつつ、やっぱり面白い(笑)。

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