就労継続支援B型の開業に向けて事業計画を作るとき、「B型専用の単品テンプレ」と「就労3事業セット」のどちらにするか迷う方がいます。
就労3事業セットには、さらに「事業計画書式セット」と「収支計画書式セット」の2種類があります。
「B型だけなら単品でよい?」
「A型や就労移行支援も比較したい場合は?」
「3事業セットなら、PowerPointも付いている?」
購入前に確認したいのは、何の事業を計画するかと、どのファイルを自分で編集したいかの2点です。
この記事では、現在提供している3商品の標準収録物を整理し、購入後にやりたい作業から選び分ける方法を説明します。
1.結論|「対象事業」と「編集したいファイル」で選ぶ
まず、選び方をまとめます。
B型の事業計画書を、3年間のExcelと編集可能なPowerPointで仕上げたい
→ B型専用の単品テンプレが候補です。
A型・B型・就労移行支援を比較しながら、各事業のPowerPointも編集したい→ 就労3事業の「事業計画書式セット」が候補です。
3事業の収支・資金計画Excelを比較し、事業計画書の構成はPDF見本で確認したい→ 就労3事業の「収支計画書式セット」が候補です。
どれか一つが一律に優れているわけではありません。B型だけを検討している場合でも、必要なファイル形式によってはセット商品が候補になることがあります。
2.3商品を比較|B型単品・3事業計画セット・3事業収支セット
比較するのは、次の3商品です。
① B型専用・単品テンプレ
・対象:就労継続支援B型
・収支・資金計画:3年間のExcel
・事業計画書:編集可能なPowerPoint約50枚
・その他:ご利用ガイド
・用途:B型の事業計画書を、自分の条件で作成・調整する
② 就労3事業・事業計画書式セット
・対象:就労継続支援A型・B型・就労移行支援
・収支・資金計画:3年間のExcel
・事業計画書:各事業のPowerPoint書式
・その他:ご利用ガイド
・用途:3事業の資料を見比べながら、PowerPointまで編集して仕上げる
③ 就労3事業・収支計画書式セット
・対象:就労継続支援A型・B型・就労移行支援
・収支・資金計画:3年間のExcel書式・記入例
・事業計画書:PDF見本
・用途:3事業の収支・資金計画を確認し、文章資料の構成はPDFで参考にする
「事業計画セット」と「収支セット」は別の商品です。PowerPointとPDF見本の扱いが異なる点に注意してください。
3.B型単品が向くケース|対象事業を絞り、PPTとExcelを仕上げる
就労継続支援B型の開業をすでに予定していて、B型の数字や文章を自社の条件に置き換えて事業計画書を完成させたい場合は、B型単品が候補になります。
B型単品には、収支・資金計画Excelに加えて、編集可能なPowerPointの事業計画書式が含まれます。
たとえば、利用者数、人員、工賃、初期費用、借入条件などを自分で設定して収支を確認し、その内容を計画の文章や図表としてPowerPointへ反映させる、という使い方です。
ただし、B型単品が自社のあらゆる計算・業務を自動的に完成させるわけではありません。どの前提条件を入力するかは、ご自身で判断する必要があります。
また、今後A型や就労移行支援も比較したい場合は、単品で必要な情報が足りるかを確認しておきましょう。
4.就労3事業「事業計画セット」が向くケース|3事業のPPTも編集したい
開業するサービスをまだ決めきれておらず、A型・B型・就労移行支援の3事業を比較したい場合は、就労3事業の事業計画書式セットが候補になります。
この商品には、3事業に対応するExcelとPowerPointの書式が含まれています。
収支の数字を見比べるだけでなく、選んだ事業について事業計画書の文章・スライド・図表も編集したい場合に、利用イメージを持ちやすい商品です。
なお、3事業の書式が入っていることと、3事業を同時に運営した場合の法人全体の収支が自動で連結されることは別の話です。そうした機能の有無は、公開ページだけでは確認できません。
5.就労3事業「収支セット」が向くケース|ExcelとPDF見本を中心に使う
事業計画書のPowerPointを今すぐ編集する必要はなく、まず収支・資金計画Excelで3事業の違いを確認したい場合は、就労3事業の収支計画書式セットが候補になります。
標準内容は、A型・B型・就労移行支援それぞれの収支・資金計画Excelの書式と記入例、そして事業計画書のPDF見本です。
注意したいのは、PDF見本は編集可能なPowerPoint書式とは異なるという点です。
数字の検討が主な目的であれば、使い方に合う可能性があります。一方、事業概要や経営方針などもスライドに直接入力して仕上げたい場合は、事業計画書式セットと比較してください。
6.3事業セットでも「経営の正解」が自動で決まるわけではない
3事業の収支計画書式を見比べることは、検討の助けになります。ただし、書式の計算結果だけで開業するサービスが決まるわけではありません。
就労継続支援A型・B型・就労移行支援では、対象者、支援内容、雇用関係、事業の運営方法が異なります。
事業を選ぶ際は、地域のニーズ、自社が提供できる支援、人員確保、資金条件などを別途検討する必要があります。
また、商品ページに計算式があるからといって、どのサービスが最も有利かを自動判定する機能や、3事業を法人全体で自動集計する機能があるとは限りません。
テンプレートは、必要な前提を整理し、収支・資金計画に落とし込むための道具として活用してください。
7.購入前の見本で確認したい3つのこと
迷ったときは、次の3点を確認すると候補を絞りやすくなります。
1.対象サービスが自分の計画と一致しているか
B型だけを検討しているのか、A型・就労移行支援も比較したいのかを整理します。セットに含まれる3事業が、実際に必要な検討範囲と合っているかを確認しましょう。
2.編集したいPowerPointが標準内容に含まれているか
Excelで数字を作るだけで足りるのか、事業計画書の文章・スライドまで編集するのかを分けて考えます。収支セットのPDF見本を、PowerPoint書式と混同しないよう注意してください。
3.必要な入力項目と更新対象が分かるか
報酬条件、人員・給与、開業資金など、自分が変更したい条件がどこにあるかを見本で確認します。報酬改定への対応時点を知りたい場合も、購入前に確認してください。
3商品とも、購入前の見本案内があります。商品名だけで判断がつかない場合は、見本を確認するのが有効です。
8.まとめ|商品名でなく用途から選ぶ
B型単品と就労3事業の2種類のセットは、対象範囲と標準収録物が異なります。
B型についてExcelとPowerPointを使い、事業計画を仕上げたい
→ B型専用の単品テンプレ
A型・B型・就労移行支援を比較しながら、PowerPointも編集したい
→ 就労3事業の事業計画書式セット
3事業のExcelで収支・資金計画を比較し、事業計画書の構成はPDF見本で確認したい
→ 就労3事業の収支計画書式セット
いずれの商品でも、自社の事業条件は購入者ご自身で設定・検討する必要があります。
まずは「検討する事業の範囲」と「編集したいファイル形式」を整理し、必要に応じて見本を確認してから選んでください。
購入前に見本をご希望の場合は、該当するサービスの商品ページから「見本希望」とメッセージでお知らせください。