相談者を自立させる存在でありたい 1

相談者を自立させる存在でありたい 1

記事
占い
私は長年、占いとカウンセリングを通して、
多くの方の人生に関わってきました。

最近、とても考えさせられる出来事がありました。

ある占いの集客法として、

「相談者を成長させないことが、リピーターを増やす秘訣」

という考え方があることを知ったのです。

私は、その言葉を聞いた瞬間、
胸が苦しくなりました。

なぜなら、
それは占いを「人を幸せにするためのもの」ではなく、
「依存を生み出すためのもの」として扱っているように感じたからです。

もちろん、すべての占い師がそうではないと思います。

誠実に相談者と向き合い、
その人が自分の人生を歩けるよう支えている方も、
たくさんいらっしゃいます。

だからこそ、このような考え方によって、
占い全体が誤解されてしまうことを、とても残念に思います。

私の子どもの頃の占いは、
姓名判断から、印鑑を買わせたり、
一時は○○を買うことで、良くない縁から、守られる。

なんてことを聞くことも多くて、
私が対面で占い師としていても、

そういうイメージや経験をお持ちの方も多く、
毛嫌いされたりしますので、
そのイメージを払拭することも、けっこう、大変なことでした。

でも、現代はそういう怪しいものは、
減ってきているので、
正直、「健全な世界になって、よかった。」と
思っているところだったのです。

私は、占いとは未来を決めるものではなく、
自分自身を知るためのものだと思っています。

けれど、それはゴールではありません。

占いは、本来の自分へ戻るための「入り口」の一つなのです。

人生に迷ったとき、人は自分の本当の気持ちや魂の声が見えなくなることがあります。

そんなとき占いは、自分では気づけなかった視点や可能性を映し出してくれる鏡になります。

でも、その鏡を一生見続けることが目的ではありません。

本当に大切なのは、鏡がなくても、自分の心の声を信じ、自分の人生を自分で選べるようになることです。

だから私は、占いの結果だけをお伝えして終わる鑑定はしたくありません。

その方がなぜ迷っているのか。

何を恐れ、何を手放せずにいるのか。

そして、本来のその人は、どんな人生を望んでいるのか。

そこまで一緒に見つめていきたいと思っています。

私が本当にお手伝いしたいのは、「当たる・当たらない」という世界ではありません。

本来の自分を思い出し、自分らしく生きられるようになること。

そのために占いを入り口として活用し、その先にある心の癒しや意識の成長、自分自身との対話へとつながっていってほしいのです。


つづく
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