ベルマークから感じる経済活動の本質 ― 本当は思いやりの循環だった

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コラム
私は、子どもの通う小学校でベルマークのボランティアをしています。
家で出るパッケージのベルマークを切り取り、学校で集計し、財団へ送る――そんな小さな作業ですが、これが実は「経済活動の基本」の流れそのものだと気づいたのです。今日は、ベルマーク活動を通して私が感じた「経済と社会のつながり」「思いやりの循環」について、お話しします。

~ベルマーク運動の仕組み ― 小さなマークが“価値”になるプロセス~
●生産 “生み出す”
協賛企業が商品を製造・販売するとき、そのパッケージにベルマークが付いて世に出されます。
この段階では、ベルマークは単なる“おまけ”かもしれません。
しかし、そのベルマークは、家庭で切り取り、学校という“媒体”を介することで、初めて“交換価値”を持つようになります。
つまり、ベルマークが“価値を生み出す資源”となる――これが「生産」の段階です。

●交換・消費 “使う”
私たちが日用品などを購入し、ベルマークを切り取って集め、学校で整理・集計した後、それを財団に送ると、1点=1円で“ベルマーク預金”として学校の口座に積み立てられます。

その預金を使い、学校は必要な教材や備品を“購入(消費)”します。
つまり、最初は家庭での消費として始まった行為が、学校での消費につながる。ここに“消費”の要素があります。

●分配 “行き渡る”
ベルマークで集めた資金で学校が備品などを購入するとき、その購入代金の一部が、教育環境が十分でない他校(へき地校、特別支援学校など)や、支援を必要とする場所への援助にも使われます。

必要な分だけを受け取り、余った分は支援が求められている学校へ“分配”される――この“分配”の仕組みこそ、ベルマーク運動の大きな価値です。

このように、ベルマークの小さなマークひとつひとつが、ただの“おまけ”ではなく、「生産 → 交換・消費 → 分配」という経済活動の一連の流れをもつ仕組みになっているのです。

~私たちの日常の“消費”が、社会への“支え”になる瞬間~

たとえば、あの前髪くるりんの赤ちゃんがキャラクターのマヨネーズを購入すると、ベルマークは3点もらえます。べルマーク集計をしたことがある方には、おなじみのマーク。すごくたくさん貯まりますよね^^学校で一定期間集めると、数千円分の価値にかわるんですよ!!

そのマークを切り取って、集めて、整理して――その手間をかけることで、家庭内で満たされた“生活の必要”が、子どもたちの学校生活を支える“価値”に変わる。

「自分たちのための消費」が、「誰かのための支え」に変わる。
それが、このベルマーク活動の素晴らしさだと私は思うのです。

自分が満たされてこそ、余った分を「分け与える」。
その思いやりこそが、小さなマークを通じた“優しさの循環”を生んでいる。

~私の思い ― 小さなマークに込められた“思いやり”の価値~

私はこのベルマーク活動を通して、ただの“おまけ”だと思われがちなものに、
確かな“価値”と“意味”があることを実感しました。

自分たちのために使ったものの、その“余白”を学校や未来の子どもたちのために回す。
お金も、時間も、同じように”余白”をシェアする。
そんな“気持ちの循環”が、子どもたちの学びを支え、見えないけれど確かな社会の輪を育んでいる――。

できれば、こどもたちが自らの手で、この体験をしてほしいなぁと
ひそかに野望を抱いています。ちょっと行動を起こしていたりもします。
私は今、PTA会長兼ベルマークボランティアの代表なので✨

あなたの日々の買い物や生活の中にも、
このベルマークのような“小さな価値の種”が隠れているかもしれません。
”余白”が隠れているかもしれません。

その種を、ちょっと拾ってみる――そんなやさしい経済観を、みなさんと共有したいと思います。
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