「もう無理かもしれない。」
私も、そう思ったことがあります。
でも今振り返ると、あのとき本当に必要だったのは「頑張ること」ではなく、「一度セーブすること」でした。
RPGでHPがゼロになったら、みなさんはどうしますか?
たぶんほとんどの人が、無理に先へは進まないと思います。
一度セーブポイントに戻って、休んで、回復してから、また歩き出す。
ゲームなら、それがごく自然な選択のはずです。
でも、現実はどうでしょうか。
私は、現実でHPがゼロになったことがあります。
職場でパワハラを受けて退職しました。
その後、新しい職場でも適応障害になり、療養と休養の時間を過ごしました。
「もう働けないかもしれない。」
「この先どうすればいいんだろう。」
そう思う日が、何日も続きました。
ゲームなら迷わずセーブポイントに戻るのに、現実の自分は、なかなかそれができませんでした。
頑張ることをやめたら、置いていかれる気がして。
弱いと思われる気がして。
「甘えているだけなんじゃないか」と、自分で自分を責めてしまって。
そんな中で、少しずつ気づいたことがあります。
休むことは、逃げることじゃない。
むしろ、また歩き出すために必要な準備期間なんだ。
そう思えるようになりました。
ゲームのセーブポイントは、ゴールでもなければ罰でもありません。
ただ、そこで一度息を整えて、また前に進むための場所です。
人生も、きっと同じなんだと思います。
心が疲れ切っているときに必要なのは、
「もっと頑張れ」という言葉じゃなくて、
「ここで一回休んでいいよ」という場所なんじゃないかなと。
今は、国家資格キャリアコンサルタントとして、「働くこと」に悩む人の相談を受けています。
でも、答えを押し付けるような相談はしません。
キャリアの知識ももちろん大切です。
でも、それ以上に大切にしているのは、
「今はしんどい」という気持ちを、そのまま話せる場所であること。
こうしなさい、ではなく。
一緒に、少しずつ整理していく。
それが私のスタンスです。
このブログも、そんな場所でありたいと思っています。
キャリアの話だけじゃなく、
頑張れなかった日のこと、
休むことへの罪悪感、
復職して感じたこと、
そんな話も、これから少しずつ書いていくつもりです。
もし今、しんどい思いを一人で抱えている方がいたら。
このブログが、あなたにとっての小さなセーブポイントになれたらうれしいです。
疲れたら、また戻ってきてな。
ここは、いつでもそのままのあなたで大丈夫な場所です。