本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考えよう。
本日のテーマは、
「言葉のイメージ」
です。
「では、いくつか質問させていただきますね」
早速本題に入っていく。
「まずは、そうですね。。結婚に対するイメージはありますか?」「イメージ・・・」
彼女は片手を頬に当てながら、視線を上に向ける。
「なんでもいいですよ。良いイメージでも」
「うーん・・・」
「悪いイメージでも」
「あっ!」
思いついたように、彼女は口を開く。
「幸せになっている人が、あんまりいないイメージです」
「分かりました」
彼女の言葉をノートに書き留めていく。
「他にはありますか?」
「そうですね・・・」
「なんでも良いですよ」
「教会!」
「なるほどですね。他には?」
次々と言葉が出てくる。
「すいません。なんか、あんまりまとまってなくて」
「いえいえ。大丈夫ですよ」
彼女が言っていた言葉を、実際に見てもらう。
結婚に対するイメージ
1.幸せになっている人があまりいない
2.教会
3.大変そう
4.うるさい
5.お金かかりそう
「一つ一つ聞いていきますね」
「はい」
1.幸せになっている人があまりいない
「これについてはどう思います?」
「そうですね。私の職場では、結婚して幸せ! って言っている人があんまりいなくて」
「そうなんですね」
「はい。男性社員と話しても、同僚と話しても、羨ましいとかはあんまり・・・」
「分かりました」
2.教会
「こちらについてはどうでしょう?」
「子どもの頃からのイメージですね」
「なるほど」
「実際、友人の挙式でも教会が多かったですし。私もいつかはウエディングドレス着たいなーって」
「では、良いイメージなんですね」
「はい」
3.大変そう
「これはいかがでしょう?」
「これは・・・そのままですね」
「そうなんですね」
「はい。2人が付き合うだけなら、2人だけの問題ですけど」
「はい」
「結婚となると、家と家とのお付き合いになるので」
少しツッコんでみるか。
「家同士のお付き合いというのは、どういったイメージですか?」
少し考えてから・・・。
「そうですね。私には兄がいるんですが、兄がたまに大変そうに見えるので」「なるほどですね」
4.うるさい
「こちらについてはいかがでしょうか?」
「はい。なんか思いつきで言ってしまったんですけど・・・」
「いえいえ。うるさいと思うには、何か感じられたことがあったと思いますので」
「うーん。なんでしょう?」
本人もなぜ言ったのか。戸惑っている様子。
「声が聞こえる感じでしょうか?」
「そうですね」
「どういう感じか分かりますか?」
「うーん・・・」
再び片手で頬を触る。視線を落とし、次第に手はあごに当てて・・・。
「あっ!」
「どうしましたか?」
「結婚しろ! ですかね」
「聞こえるんですね」
「はい。なんとなく」
5.お金かかりそう
「こちらはどうでしょうか?」
「はい。これは、そのままですかね」
「こういうイメージということですか?」
「はい」
彼女は少し考えて、
「あとは、正月とか、兄が子どもを実家に連れて帰ってくるんですが」
「はい」
「子どもの世話とか、奥さんを見てると大変そうで」
「お兄さんは手伝わないですか?」
「はい。なので私がたまに遊んであげたりとか」
「お子さんは好きなんですね」
「はい。ただ、ずっと遊ぶってなると・・・」
「そうですよね」
すべて聞いた上で、
「どうでしょうか?」
「はい」
「私、変なこと言ってませんでした?」
「いえいえ。全然大丈夫ですよ」
少し心配そうな顔でこちらを見つめる彼女。
「そうですね。あとは今、挙げた理由で綱引きをするイメージですかね」「え? 綱引き??」
「はい。ご存知ですか?」
「引っ張るやつですよね? 小学校の時にやりました」
彼女は手で綱を引っ張る仕草を見せている。
「そうです。ご自身が挙げた理由で、結婚に対する良いイメージと悪いイメージが綱引きをしたらどちらが勝つか? を想像してもらってもいいかもしれません」
彼女は目をつぶって・・・想像を膨らませている様子。
ただ、先程の話の流れからすると・・・
「やばいです」
「どうしました?」
「4対1で、圧倒的に悪いイメージが勝ちますね!」
「そうなりますよね」
彼女に課題をお伝えして、僕は再び会う約束をしたのでした・・・。
追伸
人は何かに取り組む時、必ず言葉にイメージを持ちます。
「勉強」
という言葉一つとっても、
「勉強しなさい!」
と言われすぎて、勉強に対して、良いイメージを持てない方もおられるかもしれません。
人によって言葉の意味づけはさまざまで、
勉強が好きな人であれば「勉強」という言葉は、自分を向上させるきっかけになります。
今回の彼女の場合、
「結婚」
という言葉へのイメージ。
「結婚」という言葉を聞いて、彼女が動きたくなるかどうか?
想像してもらったら分かると思います。
そして、これが分かれば、
僕が彼女にどんな課題を出したのか?
理解していただけると思います。
というわけで、次回に続きます。