とある日の出来事
記事コラム
こんばんは！！ 傾聴オヤジです。
今回も童話編で行くつもりでしたが、先週から思考が止まっており（いつもだろぅって；；；）、上手い具合に書けそうもないので、またどこぞのうだつの上がらない、おっさんサラリーマンの話をしますねｗ
休みの日のお買い物の帰り道での出来事。
おっさんサラリーマンがお買い物を終え歩いていたところ、その何メートルか前を若者1人とおばあちゃん1人が歩いていました。
その若者とおばあちゃんが道路を渡っています。
おっさんサラリーマンも同じ道を歩いており、道路を渡ろうしたその時、おばあちゃんが見事に滑り、道にダイブする形で倒れました。
（オヤジの地元は雪国ですｗ）
おっさんサラリーマンはそれを見て「見事な倒れっぷりだなぁ」と思いつつ、若者が助けるだろうと思っていましたが・・・何とその若者はおばあちゃんを無視してそのまま歩き続けます。
「無視かいっ！！」と、おっさんサラリーマンはその日もヒーローに変身して慌てておばあちゃんに駆け寄ります。
そのおばあちゃんが倒れこんでた場所が、歩道と車道の真ん中辺りだったので危険を感じたためです。
（中小路で除雪がされていないと、車道と歩道の境目が雪で分からなくなりますｗ）
「いつぞやもこんな感じじゃなかったっけぇ・・・」とおっさんサラリーマンは思いながらもおばあちゃんに声をかけます。
「大丈夫ですか？」・・・おやばちゃんはうつ伏せに倒れており、顔を知近づけますが反応がありません！！
「マジかい！？」・・・もう一度、声をかけます。
「おばあちゃん大丈夫？」・・・おもむろにおばあちゃんの頭が動きます。
反応があったので、「おばあちゃん、危ないからこのまま歩道まで引きづるからね」と声をかけた後、もたもたしてると危ないので、おばあちゃんの体を抱え、そのまま歩道へ運びます。
「おばあちゃん立てる？」と体を抱えて聞くと、意識はあったんですが、今一つ返事というか反応というか・・・覇気がない感じでしたが、「立たせるよ」と声をかけつつ、おばあちゃんを立たせました。
人の気配を感じたので横を見ると・・・先ほどの若者が立っていました。
「今更戻ってきたんかいっ！！」とイラつきながらも、再び「おばあちゃん大丈夫？」と声をかけますが、「はぁ・・・」と、何とも覇気のない声(;^_^A
見てた限りでは頭を打ち付けた様子はなく、おっさんサラリーマンは別なところの買い物が残っていたので、「歩ける？」と聞くと、近くの老人ホームに住んでるようで、「気を付けて帰ってね」と残し、「ありがとうございました。」と言ったおばあちゃんを後にしました。
（とは言っても、その道路を渡った店に用事があったんですがね(;^_^A）
お買い物を済ませたおっさんあらリーマンが店を出ると、なんと先ほどのおばあちゃんがまだ立っているではありませんか。。。
「おばあちゃん何やってんの？誰か迎えに来るの？」と聞くと、「歩いて帰るのが怖いんです」・・・だそうです(;^_^A
おっさんサラリーマンは「場所どこ？」と聞くと、そのおばあちゃんが住んでるホームとおっさんサラリーマンの帰り道が同じ方向だったので、「んじゃ一緒に帰ろ。」とおばあちゃんの手を取りましたが、おばあちゃんは動く気がありません。
「どうしたの？」と尋ねると、「歩くのが怖いので、タクシーに乗って帰ろうかと思って」だそうです(;^_^A
運が良いことに、帰り道の歩道はほとんど雪がなく、滑って転ぶ心配もなかったんですが、「中小路だからタクシー通らないんじゃない」と言うと、「大きい通りまで出てタクシー捕まえようかと思って」と言いますが、大きい通りに出る歩道は完全に雪に覆われており、「かえって危ないよ」と言いつつ、「帰り道の方が雪ないから行こ」と説明しますが、頑として動きません。
正直、そこまで付き合ってられないので帰ろうと思ってた矢先、丁度、タクシーが通りかかり、手を挙げてタクシーに近づいたんですが・・・なんとやってくれます！！乗車拒否ですｗ
頭にきたおっさんサラリーマンは、今度は正義の味方に変身し、すかさずスマホを出してタクシーの写真を撮ります。
（帰宅後、しっかり管轄陸運管理局へ通報しておきました。タクシー協会より効きます！！）
このやり取りを見ていた女性の方が、「タクシー呼べばいいですか？」と声をかけてきたので、「はい」と返事しました。
その女性の方が配車アプリでタクシーを手配してくれたようで。（オヤジはそのアプリは入っていません(;^_^A）
5分もしないうちにタクシーが来ました。（めちゃ早くね！？）
無事、おばあちゃんはタクシーに乗って帰ったとさ。
めでたしめでたし。。。
店を出て、まだその場に立っていたとは思いもよらず(;^_^A
今回は正直、やれやれな出来事でした。
（こう言うと、酷い人のように思われますが・・・人助けと言っても、なかなか簡単なものじゃありませんよねｗ）
おばあちゃんが転ぶ瞬間は、若者の視界に入っていないわけもなく。
心理学的に、周りに人が居ると、声をかける行動を自らとることはしなくなる傾向にあるようです。
前回同様、今回も「自己肯定感」を高める行為に繋がります。
とは言うものの、今年に入って今月で既に2回もお年寄りを手助けしてますが・・・またあるのかなぁｗ
