北風と太陽
記事コラム
こんばんは！！ 傾聴オヤジです。
週一でblog（雑記）を更新できればと思います。今のところ、日曜日の夜に更新出来ていますので、良かったら引き続き、ご覧いただければ幸いです。
遅咲きですが、ここ最近Twitterもやっているので、電話相談に入れてませんが継続予定ですので、今後とも、よろしくお願い申し上げます。
され、本日のお話は『北風と太陽』で行ってみようと思います。
ここ最近、みなさん『褒め』られましたか？
ここ最近、心が『ほっこり』できていますか？
それでは・・・始まり始まりぃ～ﾊﾟﾁﾊﾟﾁぃ
北風さんと太陽さんが居ました。
とある日の事。
北風さんが太陽さんに力自慢をしていました。
「俺様は何でも吹き飛ばす強い力を持っているっ！！ 俺様の力は凄いんだっ！！」
その話を聞いて太陽さんは、
「それは随分と乱暴ですねぇ。 それが強さになるんですかぁ？」
北風さんが太陽さんに言います。
「よしっ！ それじゃ、どちらが強いか丈夫だっ！！」
太陽はさんは、
「分かりました。仕方ありませんねぇ。」
北風さんと太陽さんは勝負することになりました。
ちょうどその時、一人の旅人さんを見つけます。
北風さんが「よし！ あの旅人の服を脱がせるか勝負だっ！！」
太陽さんは「そんなことをしても意味がないと思いますけど、いいですよ。」
「じゃ、俺様からだ！」北風さんが先陣を切ります。
ぴゅぅぅぅ～～～・・・北風さんが風を起こしました。
旅人さんは「風が出てきたな。」帽子を深くかぶり、リュックからコート出して着こみました。
それを見ていた太陽さんが「あらあら。服を脱がすどころか、一枚着こみましたよ」、余裕の表情で北風さんに言います。
「よし！ もぅ一回だ！！」
今度はきっきよりも更に強い風を吹きます。。。びゅぅぅぅーーー！！
「うわぁぁぁ！！ さっきより更に風が強くなったぞ！ まるで嵐のようだ」
旅人さんは飛ばされないように身をかがめ、コートや帽子を更にがっしりと押さえます。
「はぁはぁ・・・おかしいな」北風さんが言います。
それを見ていた太陽さんが「次は私の番ですね」
太陽さんが旅人さんに近づきます。
そして、優しく旅人さんを照らし始めます。
すると旅人さんは「今度はポカポカしてきたぞ」
着こんでいたコート脱ぎます。
太陽さんは更に優しくポカポカと照らし続けます。
「大分、暖かくなってきたな。熱いくらいだ。」
旅人さんは服を一枚ぎ、帽子も取りました。
「なんて良い陽気なんだ」旅人さんは安堵して更に服を脱いでいきます。
「どうやら私の勝ちのようですねぇ」太陽さんが言うと、
北風さんは負けを認めました。
おしまい。。。
このお話も、いろんな例えに使えますよね。
北風さんは凄い力があるのに、間違った使い方をしている。
力ずくでは『心』閉ざし、『人』は動かない。反発心を生み出す。
暖かさで接すると『心』が動き、『人』は動き出す。共感を生む。
せっかく腕力を持っているのに、間違った使い方をしたら『暴力』になる。
せっかく権力を持っているのに、間違った使い方をしたら『パワハラ』になる。
『優しさを大切にしましょう』
『暖かい気持ちを持ちましょう』。。。ってことなんでしょうね。
昨今、『叱る』『怒る』はするけど、『褒める』ってことが少ないように思えます。
『出来て当たり前』『やって当たり前』が前提に来過ぎてるように思いえます。
それこそ『自己肯定感』が育つどころが、『自己否定感』を植え付けている感も否めません。
小さな『成功体験を積み重ねていく』ことが、自己肯定感を高めると言いますが、小さな成功や、できて当たり前のことでも『褒める』をしてあげることで、『人』も『心』も育つとオヤジは思います。
「仲良しクラブじゃないんだぞっ！！」って、どっかから聞こえそうですがｗ
今回のお話で、みなさんはどう想いましたか。
それでは、また来週ﾉｼ
