年収が高い。
仕事ができる。
いい会社に勤めている。
社会的な地位もある。
女性なら誰しも一度は思うはず。
「ハイスぺと付き合いたい」と。w
けれども、今日は、
「ハイスぺって、そんなにいい?」
って話をしたいと思います。
少しの時間、お付き合いいただけると幸いです。
私の人生で一度、ハイスペ男子とお付き合いした経験があります。
彼は、会社の元同僚でした。
それは20代頃、IT企業で経理の仕事をしていた頃の話です。
そのハイスぺ男性は、私より5歳くらい年上の方でした。
彼とは1年半くらい、同じフロアで働いていましたが、挨拶ぐらいしかしたことがなかったけれど、
その後、彼のほうが転職をして、会社を辞めていきました。
見た目もよかったし、ハイスぺだったから、女性から人気はあったけど、どこか人を寄せ付けない雰囲気のある、そんな人でした。
彼のほうが先に転職をして、会社を辞めていったあと、ペーペーだった私は、上司に頼まれて、経費精算のことで彼に電話をかけました。
電話で
「あの…経費精算の件で…っ…」
とウブな20代の私が切り出すと、
「うんうん分かった。経費精算の件。その話、仕事の後にしない?今日か明日、飯でも食べながら話そう」
と言われ、断りづらくて、その日の夜だか次の日にご飯を食べにいくことに。
そして、さすがハイスぺはとにかく仕事が早い。
プライベートはさくさく、仕事の要領でこなしていきます。
「この人だ」とか「このタイミングだ」と決めたら、電光石火で有言実行。
そして、あれよあれよといううちに、その日、お付き合いすることになりました。
彼は当時、某世界的企業Iの部長だかなんだか(肩書なんだったっけかな、忘れた。)をしていました。
年収は1,200万円くらい。
今から20年くらい前。
そして彼は当時、32、3歳なので、当時としてはかなりの高収入だったと思います。
けど、前にも言った通り、あまり金に興味のない私。
「ふーーーーん」って感じでした。
(そんなに恋愛経験も多くなかったから、わからなかったっていうのもあったかも)
ところで、皆さんが想像するハイスぺ男子ってどんな感じ???
都会のタワマンに住んで、
良い車に乗って~。
ワイングラス片手に……って。
当時の私もそう思っていた。
ん。
(今よりもっともっと物価が安かった時代のことなのでねーーー。今じゃ無理よ。今じゃ。)
けど、実際は違った。
彼の一人暮らしの家は千葉の某市にある、鉄筋アパート?(まぁ、新しいのかな)、2Kぐらいの畳のお部屋。
車は国産のフツーの車。
ご飯を食べにいけばおごってくれるけど、定番は近所の安いベトナム料理屋。
一人3千円ぐらい。
それは別に不満じゃなかったけど、イメージとは確実に違った。
しかも、いつもそのあとに、
「俺がいつも払ってるんだからね」
とぶちぶちいわれる。
なんなんだろうか?この感じ???
なら、割り勘にしてくれればよかったのに。w
そんな彼は、私には優しくしてくれたし、彼は私と「結婚するつもり」だったみたいなので、そんな話はちょくちょくしてた。
互いに年頃だし、今思うと、「結婚する条件」としては互いに当てはまってたのかもしれない。
けれども、いろいろと気になることはあった。
家庭環境、結婚観、宗教、お金、家族、そのた諸々…。
なによりも、この人と一緒になるのきついなと思ったのは…。
「あんなとこいないでさ、もっといい会社に転職しなよ。今の会社(元彼のいた会社)より大きな会社とかキャリアつめる会社に転職しないとダメだよ」
といつも説教が始まる。
確かに私だってもっと給料の良いところがあったら、転職したいし、そのつもりだ。
そもそもスタートが就職できないとこ(就職氷河期の女子大生)からはじまってるんだから。
そもそもアメリカのロースクールに行ってた彼とは学歴や出自が違いすぎるんだし、いくら私が若くても、先は知れてる。
しかも東京で一人暮らししてて、勉強に費やす金、どーやって捻出するねん?
会社ボーナスねーし、洋服ヤフオクだぞ。ww
そして、私はこの人と結婚したら、一生こういうことを言われ続けるのか?って思った。
身長も高い。
年収も高い。
顔も悪くない。
学歴もある。
社会的地位もある。
けど、この人と結婚して、私幸せかな?って次第に思うようになっていた。
結婚したら、
「もっと家に金いれろ」
とか、
「ねー、なににそんなにお金使ったの?」
とか、
「もっとキャリアアップしないとダメだ」
とか言われそうじゃね?
やーーー、無理。
私、無理。
そして、楽しくない。って思っちゃったわけ。w
別に男性に全部お金を払ってほしいわけではない。
けど、金に細かい男の人は好きじゃない。
だったら最初から割り勘にしてよ、と思う。
まーでも、ハイスぺなのに、毎回割り勘求めてこられるのは嫌かもな。w
私だって人におごるのにさ。って思った。ww
「もっと勉強したほうがいい」
「もっといい会社に、転職したほうがいい」
「年収低くない?」
「もっとキャリアを積みなよ」
こんなことしょっちゅう言われたら、頭おかしくなる。
私だって頑張ってる。
けど、あなたと出自が違うのですよ。ww
なんかこーなると、恋人とか友達といるっていうよりも、上司といるみたいに思えてくる。
「もっとこうしたほうがいい」
「もっと頑張ったほうがいい」
そういうのが、嫌だった。
私は、もっと普通に、
美味しいものを食べたり、どこかへ出かけたり。
そういう時間を一緒に楽しみたかった。
そして、わかった。
ハイスぺの一番大切なものって恋愛じゃあない。
結婚でもない。
じゃあ、なにか?と。
ハイスぺの一番大切にしているものは、恋愛でも結婚でもない。
それは、「仕事」。
ただひとつ。
それがわかっちゃったんですよね~~~。笑
そう。
だから「ハイスぺ」なんだよ。
恋愛とか結婚に重きを置いてたら、そら、ハイスぺになんかなれない。
そりゃ、そうでしょ?
だから、
彼にとって、恋愛って、仕事と同じような感覚。
一人の女性にじっくり時間をかけるというより、即断即決。
断られたらすぐ次にいく。
そして、それにひっかかってしまったのが私だったんだなーと、あとになって気づいた。
結婚して5年ぐらいたったころ、彼から突然、メールが届いた。
「久しぶり。元気?飯でもどう?」
この時、初めて気が付いた。
あぁ、彼にとって女性を誘う行為は特別な意図があるわけではなく、
ただのローラー作戦なんだ、と。ww
まずは恋愛対象になる女性(元カノ含む)に一斉にメールを送る。
それで反応があった女性をご飯に誘う。
そして、ストレートに、相手にアタックする。
つまり、彼にとって恋愛は仕事と一緒。
そして、いつもきまって付け加えてくるのが、
「今、どこどこの会社の××っていう部署の役職◎◎をしてます」
って、会社名と役職を送ってくる。
これ、仕事なら、すごく効率のいいやり方。w
一件ずつ時間をかけるより、まず広く声をかけて、反応のあったところに集中する。
なるほどなーーー。
と思わずうなってしまった。
そして、また最近。
50歳になった私に彼から連絡が来た。驚
「久しぶり。元気にしてますか?」って。
ーーーあれ? 昔と一緒じゃん。ww
そう思って思わず苦笑い。
そうかー。彼は今でも一人なんだなぁ。
そうかーーー。
そうかーーー。
と、思って、メッセージを閉じました。
とさ。
それでも、ハイスぺとお付き合いしたいですか?w
ご意見お聞かせいただけると嬉しいです。
ルノルマンRIHOでした。