旅が教えてくれた、本当に必要なものとは

旅が教えてくれた、本当に必要なものとは

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ウズベキスタンから帰ってきて、数週間が経ちました
時差ボケもすっかり解消され、日常のペースを取り戻しつつあります。

でも、今回の旅は、ただの観光や思い出作りだけでは終わらなかったのです。スーツケースを開けた瞬間から、旅の「本当の収穫」は始まりました。それは、旅に持っていった荷物、そして帰ってきた私の家にあるものすべてを、根本から見直すことだったのです。

旅に出る前は、あれもこれもと詰め込みがちだったりしますよね。でも、今回は「必要最低限なものだけで旅をする」という意識を強く持っていました。だから、帰りの荷物の中で「これがあったらよかった」と思うものは、ほとんどなかった。それは、いい意味で私の事前準備がうまくいった、ということなのでしょう。

けれど、それとは逆に、「これはなくてもよかったな」と思うものが、たくさんあったりしましたし、旅先で感じた小さな「不便」の正体も、持ち物を整理するうちに次第に明らかになってきました。旅は、私に「そもそもこの不便な状況を、別の手段で解決できないかな?」という、根本的な問いを投げかけてくれたのだと思います。

持ち物の答え合わせをする

今回の旅で、特に違和感を感じたのが、化粧品とケーブルでした。

まず化粧品について。短い旅なら、手軽さから試供品を持っていく方は多いでしょう。私も一泊二日や日帰り温泉の旅なら、そうしてきました。今回も、一部のアイテムを除いて、ほとんどの化粧品を試供品で揃えたのです。最初は「かさばらなくていいな」と思っていました。

ですが、これが旅の序盤から、妙な不満につながっていったのです。試供品は、使い慣れていないものが多いですよね。だから、使い心地がしっくりこない。どれくらいの量を顔に塗ればいいのかも分からず、化粧水が足りなかったり、乳液をつけすぎてしまったりしました。

旅は非日常の体験だからこそ、日々の小さな習慣は「いつもの自分」を保つ上でとても大切だったりもします。慣れない化粧品を使うことは、肌に合う合わない以前に、気分的にもあまり上がらなかったのです。

一週間という期間を考えると、いつも使っているものが恋しくなってしまいました。ミニボトルに詰め替えて持っていく手間を惜しんでしまったことが、こんな小さな不満を生んだのかもしれません。モノは少なくても良かったけれど、普段使い慣れたものを持っていくべきだった、と今は思います。

旅の快適さを奪ったのがケーブル類


カメラ、モバイルバッテリー、そしてiPhone。
これらの充電ケーブルが、すべて違うものだったのです。カメラの充電器は専用のUSBケーブル、モバイルバッテリーはMicro USB、そしてiPhoneはLightning。
これら三種類のケーブルに加えて、さらにプラグアダプターも必要になってきます。
特にLightningケーブルは、2,3本持っていくので余計にかさばります。

この度でケーブルの不便さを体験して、「そろそろ買い替え時だな」と思い始めたのです。
次のiPhoneは、全てのガジェットが統一されているType-Cの規格に買い替えたい。
そうすれば、ケーブルはたった一本で済む。
ということで、只今検討中…

カメラと携帯、二つの選択肢の葛藤

今回の旅では、写真についても深く考えさせられました。

旅の思い出を切り取るツールとして、高性能な一眼カメラを持っていくべきか、それとも手軽な携帯で十分なのか。
この二つの選択肢で、ずっと葛藤していたのです。
結局、私はカメラ好きな性分で、カメラと携帯の二台持ちで旅に出ました。

旅の途中、カメラで素晴らしい景色を収めるたびに、「やはり持ってきてよかった!」と感じました。
一眼カメラで撮る写真は、携帯とは比べ物にならないほど、その場の空気感や光の美しさを鮮明に捉えてくれます。

しかし、ふとした瞬間に、携帯でサッと撮った写真が、意外と味のある一枚になっていたりもします。
携帯のカメラ性能も、年々進化しているからなのです。帰国後も、自分なりの結論を出すために、日常的にカメラと携帯を交互に使い、どちらが自分に合っているかを精査しています。

まだ、はっきりとした結論は出ていません。
正直なところ、私はカメラが好きですから、これからも二台持ちをしたいという気持ちが強いのです。
けれど、もし携帯のカメラが、あと少しだけ私の理想に近づいてくれたら、旅の荷物はもっと軽くなるかもしれません。この葛藤は、これからも続きそうです。

旅の終着点は、家の見直しだった

旅が終わり、家に帰ってきてからも、私の考察は続きました。

旅の途中で感じた「これはいらないな」「これはなくてもよかったな」という感覚は、家に帰ってきてからも変わらなかったのです。
いや、むしろ増幅されました。旅で必要最低限なもので生活する経験は、家の中にある「本当に必要ないもの」を浮き彫りにしてくれたのです。

私は、帰ってきてからすぐに家の整理を始めました。
収納を開け、クローゼットの中を見直し、「本当に必要なもの」と「本当に使いたいもの」という二つの基準で、物を厳しく選別していきます。

買っただけで満足して使っていないもの。
なんとなく持っているだけのもの。
これらをすべて、整理したり、フリマアプリで売ったりしました。
この作業は、旅で感じた「不便さ」が、実は家の中にある「不要なもの」とリンクしていることを私に教えてくれたのです。

物が少ない部屋は、心が軽くなります。思考がクリアになります。
旅から帰ってきた後、こんなにも心地よい感覚を味わったのは初めてだったかもしれません。

こうした物の見直しは、定期的に続けるべきものだと心から思いました。
日々の生活に埋もれていると、本当に大切なものが見えなくなってしまうことがあります。
でも、必要最低限なものだけ持って、旅に出ると、自分に本当に合うもの、合わないものが、とてもクリアに見えてくるのです。

日常を離れる旅は、日常をアップデートする最高のツール


今回の旅は、私にとって単なる観光旅行ではなかったのです。

それは、自分にとって本当に必要なものは何か、心の羅針盤を再調整するための時間でした。
日々の忙しさから離れ、慣れない環境で必要最低限なものだけで過ごしてみることは、自分自身の価値観を再発見する最高の機会なのかもしれません。

旅で得た気づきは、旅先だけで完結するものではありません。
旅から帰ってきてからの、日々の暮らしにこそ、その真価が問われるのでしょう。

これからも私は旅を続けたい。
そして、旅から帰ってくるたびに、自分の家を、そして自分の暮らしを、少しずつアップデートしていく。
このサイクルこそが、私の理想の生き方なのだと、今回の旅は教えてくれました。
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