新海誠監督の『君の名は。』は、あまりにも有名な作品なので、ほとんどの方が知っていらっしゃるかと思いますし、ここで改めて紹介する必要もないかもしれない、と迷ったのですが、
ツインレイと言えば、この映画を外すことはどうしても出来ないと感じ、紹介いたします。
監督ご自身が、果たしてそれを意図されているのかどうかはわかりませんが、新海監督の作品の多くは、男女の出会いや、その中での葛藤や成長や別離、
そして特に近年の作品は、再会や自己統合までの過程(『すずめの戸締り』では、主人公は過去の自分を受け入れ、自己受容・自己統合が起きている)を描いており、ツインレイの世界観と深くつながっているように感じます。
映画の冒頭の、主人公・三葉と瀧のモノローグ、
「朝、目が覚めるとなぜか泣いている。
見ていたはずの夢は思い出せない。
ただ何かが消えてしまったという感覚だけが残る。
ずっと何かを、誰かを探している」
という言葉は、ツインレイと出会った方や、これから出会おうとしている方に限らず、きっと多くの方の魂に響き、理解できる感覚なのではないかと思います。
実際に私も、幼い頃からずっとこのような感覚を持っていたので、映画を観て、はじめて自分の感覚を言葉として聞いたように感じ、驚きました。
そして、そのモノローグの後すぐに、映画の象徴である、二つに割れた彗星が登場します。
私は、このふたつに割れた彗星のイメージこそ、ツインレイが地球に生まれ落ちてくる時の姿そのもののように感じました。
本来ひとつだったものが分かれ、それぞれの人生を歩みながら、再び出会うために―。
『君の名は。』とツインレイとの関係性については、すでに多くの方々が私よりもはるかに優れた考察を、沢山書いておられますので、ここではあえて細かい部分には触れませんが、
その他にも「結び」や「かたわれ時」など、ツインレイ的な象徴に満ち満ちております。
「水」がテーマでもあるこの物語の主人公、三葉は水の女神、ミツハノメノカミ、つまり瀬織津姫、そしてもう一人の主人公、瀧も瀬織津姫の化身である瀧神(龍神)から来ていると言われています。
そして瀬織津姫は、ツインレイを統合に導いてくれる守り神とも言われます。
さらに二人の主人公が夢を媒介に、精神と肉体の交換が起き、深く結びついていくのも、夢や無意識を通じて、感情やエネルギーの交流が起こり、魂同士で深くつながっていくツインレイの特徴をよく表していると感じます。
そして、三葉も瀧も、お互いの出会いにより成長し、彗星災害とかたわれの死という大きな試練を、時空を超えてともに乗り越え、再会します。
前回紹介した『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は、西洋のギリシャ神話や神々、哲学などをベースに、ツインレイの自己受容や自己統合を描いた作品でしたが、
『君の名は。』は、日本の自然観や、神話や神々をベースに、ツインレイの象徴的な世界観を、鮮烈なイメージとともに、多くの人に届けた傑作と言えるでしょう。
ツインレイについて、もっと知りたい方や、ご相談をしたい方は、いつでもお待ちしております。