本当に「日本は攻められる可能性がない」のだろうか

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社民党の福島みずほ党首の参議院予算委員会での下記の発言が話題になっています。

「・・・日本が攻撃されていないんですよ。敵基地を叩く、攻撃するというのは、まさに先制攻撃じゃないですか」

これに対して、岸田文雄総理大臣は次のように答えました。

「先制攻撃の判断というのはまことに難しい、これが現実であります。しかし我が国として憲法、国際法、国内法の範囲内で、我が国の防衛力を強化していく。こういった姿勢を国際社会にしっかり示していかなければなりません」

福島氏は言いつのります。

「総理は、憲法にのっとって、専守防衛でと言うけれど、先制攻撃しないと言うけれど、実際は、日本の国が攻められていないのに敵基地たたくんじゃないですか。これはまさに先制攻撃、専守防衛に反するじゃないですか。日本攻められていないんですよ。攻められる可能性もないんですよ」

いやいや、「日本が攻められていないのに敵基地たたく」って誰がそんなこといってるんですか。

まあ、確かにどこかの国が攻めてきそうになったら攻撃はするでしょうが、その判断が大変難しいことは間違いありません。

それはいいとして、絶対に先制攻撃しないということは、日本が攻撃され、それなりの犠牲者が出てから反撃ということになるわけですが、福島氏はそのために犠牲者が出ても仕方がないと考えているのでしょうか。

また、「・・・攻められる可能性もないんですよ」って、なぜそんなことがわかるのでしょう。

北朝鮮が多数の弾道ミサイルを発射する、中国は弾道ミサイル5発を日本の排他的経済水域(EEZ)に打ち込むといった状況、さらにはロシアのウクライナ侵攻を見ても、日本にはどの国も絶対に攻めてこないと断言できる根拠が知りたいですね。

ネット民もいっていますが、福島氏は日本の立場に立って考えていないようです。

まあ、拉致被害者なんていないって言い切った人ですから、むべなるかな。

話を戻すと、内閣官房で安全保障政策を担当してきた柳沢協二氏がこの議論に参加し、「反撃能力」を行使することで攻撃がエスカレートする恐れを指摘しました。

「本土にある相手のミサイルを破壊すれば、相手も今度はそれよりももっと強力な形で報復してくることになるので、それをこちらがまた再報復しなければいけないという形で、その戦争がどんどん拡大していく方向に働く作用がある」

また、立憲民主党の末松義規氏も以下のように語っています。

「5倍返しとか10倍返しの、リアルな再攻撃を受けて、戦争状態に突入するのは必至だと思う」 

なるほど、ではどうしろというのでしょう。

攻撃を受けても、じっと我慢していればいいのでしょうか。

柳沢氏は「反撃能力を持つことが抑止力につながるとの考えで、国民の間で不安感が高まるなか、いま強化すべきは外交だ」と訴えます。

それはそうですね。

外交交渉でできる限り解決を図るというのは基本的方針です。

誰もそれに反対していません。

ただ、現実には外交ではどうしようもなかったり、時間が掛かりすぎ、その間に戦争が勃発することもあるのです。

現在のウクライナ戦争を見てもわかるでしょう。

有事には外交は並行して進めるべきものなのです。

いずれにしても、岸田総理の「反撃能力そのものの議論は、あくまで抑止力を高めてミサイルなどによる攻撃の可能性を一層低下させる事が基本的な考え方」との回答に付け加えることは何もないと思いますが。

しかし、福島氏といい、末松氏といい、日本のことを本気で考えていない人間が国会議員を務めているなんて状態は本当になんとかして欲しいものです。

では

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