"育てにくい子”ほど才能を隠しているかも知れない

"育てにくい子”ほど才能を隠しているかも知れない

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天才と呼ばれる人には、
子どもの頃から少し“扱いにくい”一面があったりする。
もちろん、
こだわりが強い子がみんな天才になるわけではない。
でも私は、
その「周りと違う部分」の中に、
その子だけの才能が隠れていることがあると思っている。
たとえば、
納得できるまで何度もやり直す子。
体操ズボンの紐を結んでも、
「なんか違う」とほどいて、
自分がちょうどいいと思える締め具合になるまで何度もやり直す。
大人からすると、
「もうそれでええやん」
「早くして」
「細かすぎる」
と思ってしまう。
融通がきかない。
頑固。
こだわりが強い。
そんなふうに見えることもある。
でも見方を変えれば、
それはものすごい執着心でもある。
自分が納得するまでやめない。
妥協しない。
「まあこれくらいでいいか」で終わらせない。
大人になって、
研究でも、仕事でも、ものづくりでも、
何かひとつを突き詰める人には、
こういう力が必要なんじゃないかなと思う。
周りからすれば、
正直ちょっと面倒くさい人かもしれない。
みんなが
「もうええやん」
と言っているのに、
一人だけ
「いや、まだ違う」
と言い続ける。
嫌われることだってあるかもしれない。
でも、
世の中を変えてきた人って、
案外そういう人なんじゃないだろうか。
そしてもうひとつ。
私は、
「自分を信じ込める力」もすごく大切だと思っている。
一人でいることを苦痛に感じない。
何時間でも本を読める。
周りがやっているから、
という理由だけでは動かない。
みんなと同じであることに、
そこまで価値を感じない。
社会性だけを見れば、
「もっと友達と遊んだら?」
「みんなと仲良くしたら?」
と言われることもある。
でも、
一人で過ごした時間の中でしか育たないものもある。
考える力。
想像する力。
好きなものを深く掘っていく力。
そして、
「私はこれが好き」
と自分で決める力。
うちの子どもたちを見ていても、
それをすごく感じる。
次女は、
とにかく自分のやり方へのこだわりが強い。
鉛筆は、
手動の鉛筆削りで削らないと嫌。
刺繍がある靴下は、
履き心地が悪いから履けない。
同じ靴下でも、
少しでもフィット感が違うと、
何度も何度も履き直す。
親としては、
「一緒やん!」
って言いたくなることもある。笑
でも本人にとっては、
一緒じゃない。
ちゃんと違いを感じている。
長女は、
勉強が得意なタイプでもない。
運動も、
めちゃくちゃ得意というわけじゃない。
でも、
教室で一人でずっと本を読んでいられる。
友達が遊んでいても、
自分が本を読みたければ本を読む。
「なんで友達と遊ばなあかんの?
本読みたいんやから」
と言える。
私はそれって、
結構すごいことだと思っている。
大人になればなるほど、
人は周りを気にする。
みんなが行くから行く。
みんなが持っているから欲しくなる。
みんなにどう思われるかで、
自分の選択を変える。
でも子どもの頃から、
「私はこれが好き」
を貫けるって、
実はものすごく強い。
私は以前より、
子どもの「直したくなる部分」を
そのまま見られるようになった気がする。
もちろん、
人を傷つけることや、
生活する上で必要なルールは教える。
でも、
親にとって扱いやすい子にするために、
その子らしさまで削る必要はない。
「こだわりが強いから直そう」
「一人でいるから友達を作らせよう」
「みんなと違うから普通に戻そう」
そうやって、
大人が安心する形に
子どもを整えすぎなくてもいいんじゃないかと思う。
だって、
今は「変わった子」に見えている部分が、
10年後、
20年後、
その子にしかない武器になっているかもしれない。
周りと違うから、
見えるものがある。
周りと違うから、
疑問を持てる。
周りと違うから、
新しいものを作れる。
世の中って、
きっとずっと、
「みんなと違う人」
によって少しずつ変わってきた。
だから私は、
子どもを自分の思い通りに
コントロールして育てるより、
「この子はこのままで、
何になるんやろう」
って楽しみにしながら
育てたい。
育てにくさは、
欠点とは限らない。
頑固さは、
信念になるかもしれない。
こだわりは、
探究心になるかもしれない。
一人でいられる強さは、
自分の人生を自分で選ぶ力になるかもしれない。
そう思えば、
子どもの「変わっているところ」を見る目が、
少しだけ優しくなる。
天才って、
最初から“天才らしい子”ではないのかもしれない。
ただ、
誰にも理解されなくても、
自分の「好き」と「違和感」を
手放さなかった人なのかもしれない。

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子どものこだわりにどう向き合えばいいのか分からない。
つい怒ってしまう。
この育て方で合っているのか不安になる。
そんな親子の悩みも、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
「正解を教える」というより、
今の状況や気持ちを一緒に整理しながら、
その子らしさを大切にできる関わり方を一緒に考えています。
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