「セミナー集客を代行に出したいが、何をどこまで頼めるのか分からない」
「見積もりを取ったが、比べ方が分からない」
依頼する前に決めておく項目が決まっていないと、同じ金額でも中身が大きく変わります。
私はLINEマーケティングの支援を4年以上・50社以上でお手伝いしてきました。
ここでは、依頼の前に決める5つと、渡す前に用意しておくものを書きます。
■ 1 「集める代行」なのか「仕組みを作る」のか
セミナー集客の依頼は、大きく2つに分かれます。
ひとつは、広告やリストへの案内で、今回の開催に人を集める仕事です。
もうひとつは、次の開催でも使えるページと配信を作る仕事です。
前者は今回の人数が成果物で、後者は残る資産が成果物です。
この2つを同じ言葉で見積もると、比べようがありません。
依頼の1行目に、どちらを頼むのかを書いてください。
■ 2 素材を誰が用意するか
作る側がいちばん止まるのは、素材待ちです。
セミナーの動画、商品の情報、個別相談の流れ、プロフィールや実績。
このうち動画は、撮影・編集が別の仕事になることが多い部分です。
私の場合は、完成した動画をいただく前提で組み立て、動画をいただいた日を納期の起点にしています。
誰が何をいつまでに出すのかを、依頼の時点で決めておくと止まりません。
■ 3 確認の回数と、修正の往復
ここを決めないまま進むと、作り直しが続きます。
私は確認を「設計時」と「完成時」の2回に固定し、修正は2往復までとしています。
回数を決めるのは冷たいからではなく、決めておかないと最初の設計に戻る話が何度も出るからです。
■ 4 納品後に誰が動かすのか
作ったあと、配信の文面を差し替えたり、開催枠を増やしたりする作業が残ります。
これを依頼側がやるのか、作った側が続けてやるのかで、見積もりの前提が変わります。
私は構築の役務と、その後の配信代行を分けています。
分けておくと、どこまでが納品でどこからが運用かが曖昧になりません。
■ 5 何をもって成果とするか
人数で見るのか、予約で見るのか、個別相談の申込で見るのか。
ここが決まっていないと、終わったあとで評価が割れます。
私が構築で請けるときは、仕組みの構築と設定、動作確認までを役務にしています。
予約数や売上の約束はしません。
集客の結果は、商品や価格、既存の見込み客の数など、作る側が触れない条件にも左右されるからです。
■ 見積もりを比べるときに見る3行
金額だけを並べても比べられません。
私が見るのは次の3行です。
・納品物が項目で書かれているか(「LP制作一式」ではなく、何ページ・何通と書かれているか)
・納期の起点が書かれているか(契約日からなのか、素材を渡した日からなのか)
・納品後の修正対応が何日ついているか
この3行がそろっていない見積もりは、同じ金額でも作業量が倍近く違うことがあります。
逆に言うと、依頼を出すときにこの3行を質問すれば、各社の前提がそろいます。
■ 渡す前に用意しておくもの
依頼を出す前に、次の4つを手元にそろえておくと、初回の打ち合わせが1回で済みます。
・完成したセミナー動画(またはいつ撮るかの予定)
・販売する商品の情報と、個別相談の進め方
・プロフィール・実績・お客様の声の素材
・使っているツールの契約状況
ツールについて補足すると、UTAGE(ウタゲ)は、メール配信・LINE配信・ページ作成・決済・会員サイトをまとめて扱えるツールで、私はここで組むことが多いです。
すでに契約しているツールがある場合は、その名前も先に伝えてください。
■ まとめ
・依頼は「今回の人数を集める代行」と「次も使える仕組みを作る」の2つに分かれる。1行目でどちらかを書く
・素材(動画・商品情報・相談の流れ・実績)を誰がいつ出すかを先に決める
・動画は撮影・編集が別の仕事になりやすく、受領日が納期の起点になる
・確認の回数と修正の往復を決めておく(私は確認2回・修正2往復)
・納品後に誰が動かすのかで、見積もりの前提が変わる
・成果の見方(人数・予約・相談申込)を先にそろえる
・構築の役務は仕組みの構築と設定、動作確認まで。予約数や売上の約束はしない
・依頼前に、動画・商品情報・実績素材・ツールの契約状況の4つをそろえる
ここまで読んで「録画したセミナーを毎日開催して、個別相談の予約まで自動で運びたい」と感じた方へ。
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