学習の目的は、正解のマルをもらうことではありません

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こんばんは、わたねこ(綿崎ねこ)です。

突然ですが!!!!
日々の「マル」には!
何の意味もありません!!!!

……いやいやいや、
さすがにそれは言いすぎだ!!w
ごめんなさい。

訂正。
意味がなくはないのだけど、
目的を「マル」にすると、
時間を消費しただけになる場合が多いです。

合ってればなんでも良くなっちゃうと
答えを写す動機づけになる危険もありますし。

……じゃあ、何が目的か??といえば
「自分で答えにたどり着くこと」です。



【学習=知識】という構図はイメージしやすいし
事実そういう側面もあるのだけれど……
「知っている」だけでは意味がないことを
私たち大人は、それこそ「知っている」じゃないですか。

だからこそ
「あの学習の意味はなんだったんだ?」
「学習って何のためにするんだ?」という疑問を
まるで解けないパズルのように
迷宮入りにしてきたのではないのかな……と。

でも、私は職業柄、よく聞かれるのです。
「なんで勉強しなきゃいけないのー?」って。
子どもたちに。

だからいろんな視点で考えて、
「知識を得てマルをもらうこと」ではなく
「自分で答えにたどり着くこと」こそが
学習の目的なのだと結論づけてみました!
(なんだか、口調が偉そう……ごめんなさいww)


子どもたちに聞かれたら、
私はまず開口一番こう言うのです。

え?やらなきゃいけないなんてことないよ

すると子どもたちは目をまんまるにして
「やらなくていいの?」って顔で興味津々。

そこですかさず聞くんです。
「なんでやりたくないの?」って。

そうするとだいたいの答えが
・つまらないから
・わからないから
・めんどくさいから
なのですよ。

大人もやりたくないですよねーー
つまらなくて、わからなくて、めんどくさいこと。

ちなみに私は片付けがつまらなくて、どうやったら効率良く掃除できるのかわからなくて、めんどくさいです!!!!!!!(どうでもいい)



話を戻しますね。

子どもたちに、
じゃあ、面白かったらやる?
って聞くとみんな揃って
頭を縦に振るんです。
うんうん!!と。

そりゃあそうだーーー。
だから、「学習は楽しみ方を最初に教えるのが良いよなぁ」というのが私の考えです。

どうやったら、効率よくできるのか?とか。

いや……もっともっと前段階で、
国語の面白さって?
算数の面白さって?
というところからかな。

もっと言うと、
できるって楽しい!
わかるって面白い!
というところ。

だから毎回の授業を組み立てながら、
子どもたちが
「おもしろい!!」「楽しい!!」
と思えるポイントをいくつか作るのです。

そのためには、日常にあふれたあれやこれやを
常に考えるような視点が必要だったりもするんですよねぇ……。

例えば、布団を干した後の「おひさまの匂い」と呼んでいるやつ!
あれって、どう考えても「おひさまの匂い」ではないですよね?!

だって、布団やクッションみたいなもの以外から
あの匂いしないですもん。

あの匂いの正体、なんだと思います??
実は、あれって、ダニの死骸とフンらしいんですよ。

思いっきり吸ってた……。
ヒィイイイイ。



わかるって面白い。
でも、時に残酷w
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