美肌の効果も? 貧血の予防&血がサラサラになるって本当? 「ジャガイモ」の“底力”を管理栄養士が解説
ポトフやカレーといったメニューの具材や、“じゃがバタ”などの一品メニューとしても重宝するジャガイモ。
価格も年間を通じて安定しているため、家庭料理で頻繁に使っている人も多いと思います。
インターネットでは、「ジャガイモは体にいいんですか?」「ジャガイモを食べるメリットは?」といった言葉を目にすることがあります。
実際のところについて、管理栄養士の桜井このさんに聞いてみました。
揚げると、発がん性物質が発生
Q.ジャガイモに含まれる栄養素を教えてください。
桜井さん「主に含まれているのは、エネルギー源となる糖質(炭水化物)や腸内環境を整える食物繊維、貧血の予防や血液の流れを良くする鉄分、皮膚や粘膜の維持・強化の役割を持つパントテン酸などがあります」
Q.ジャガイモの栄養をしっかり摂取できる、お勧めの調理方法はなんですか。
桜井さん「ジャガイモは生では食べることが難しいため『ゆでる』『煮る』などの方法がお勧めです。
ジャガイモにはでんぷんが多く含まれているため、ほかの食材よりも熱に強く加熱調理に向いているという特徴があります。
また、皮にも栄養分が多く含まれているため、皮ごと蒸して食べるのもお勧めです。
一方で、ビタミンCは水溶性で水に溶けてしまうため、カレーやシチュー、スープなどゆでた汁、煮汁をそのまま使える料理にすると、より効率的だと思います」
Q.もし、食べ過ぎてしまったときのリスクはありますか。
桜井さん「高温で揚げるなどの調理をすると『アクリルアミド』が発生します。
これは発がん性物質や神経毒性の恐れが指摘されているもので、体によくない成分と言われています。
そのためフライドポテトやポテトチップスなどにはアクリルアミドが多く含まれています。
ただ、アクリルアミドを摂取したからといって健康被害に及んだケースなどは報告されていませんが、多量に摂取することは避けたほうがいいでしょう」
調理補法によってさまざまな味や食感を楽しませてくれる、ジャガイモ。
お肌や健康にうれしい栄養素もたっぷり含まれているので、食べすぎない程度に取り入れてみるのはいかがでしょうか。
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