成績の心配より先に「机のポケモンカード」を片付けてみてほしい

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学び

1. 口癖が「めんどくさい」になってしまうのは...


家庭教師の指導をしていて、
子どもたちからよく聞く言葉ランキング第一位は、

「めんどくさい」

です。

周知の通り、世の中はめんどくさいことばかり。
子どもの頃は好き嫌いがハッキリしているからこそ尚更でしょう。

じゃあ、めんどくさいならやらなくていいのか?

そんなはずはありません。
ハッキリと「それは、違う」と教えてあげたいものです。

しかし、めんどくさいことを子供にやらせようとすると、
必ず「何度言っても聞き入れてくれない」という事態が訪れます。

どうすれば「めんどくさい」という思考のクセを
治してあげることができるのでしょうか。

ただ毎週授業をして宿題を出して、、という繰り返しだけでは
どうしても解決できないことだなと考えるようになりました。


2. めんどくささが滲んでいる「場所」


訪問の家庭教師として指導する時、一緒に勉強することが多いのは、
生徒自身が使っている勉強机でした。

机があまりにも散らかっていると、当然気になります。その上で、お母さんから散々「片づけなさい」と言われているのだろうな、「子供はそれを聞き入れてくれないのだろうな」というところまで容易に想像がつきます。

ただ、あくまで自分は授業のために伺っているのだからと
余計な口出しはしないよう謹んでいました。

それでも勉強のための空間が侵食されていく様子に黙っていることも難しく、
探り探りで子どもに質問するようになりました。

この前は、
「机の脇のスペース、色々散らかってるけど片付けないの?」
「なんか、物がたくさんあった方が落ち着くんです」
なんてやり取りがありました。

気持ちは分からんでもないです。

でも、「勉強」というのが主な目的である勉強机で

・ポケモンカード
・家庭科で作って持ち帰ってきた巾着袋
・ドライバーセット
・飲み終わったペットボトル

は必要ないのでは?と思ってしまいました。

家庭教師が机に置くものまで口を出すのは少々でしゃばりな気もしました。

でも少し話すと、机が汚いことで困っていることもたくさんあるようで、
「たしかに新しいノートにしてもすぐどっか行っちゃうんですよね」
と、次第に理解してくれるようになりました。

そこで、
「勉強に必要な物以外は片付けようよ」と、
一緒に机周りの片付けをすることにしました。

ここまでくると本当に「家庭教師」なのかわからなくなってきました。

「これは?使う?使わない?」
を繰り返し、30分くらいで机の上を片付け。

終わってみたら、スッキリ。

見ず知らずになっていたプリントまで「発掘」されました。
(隠していたっぽいテストも🫢)

「物がたくさんあった方が落ち着く」という言い分は理解できます。

でも、僕は知っています。

いろんな理由を並べながら、
心のどこかに「めんどくさい」が潜んでいることを。


3. 身の回りの整理は「心の整理」

片付けが終わると、

「めっちゃスッキリ!」

と、生徒本人。

その後は普段以上に授業に集中して取り組んでくれました。

この「スッキリ」は物理的なスッキリだけではないと思っています。

身の回りの整理は「心の整理」でもあるからです。

物を溜めすぎるのは良くないなどと言われますが、
単純に物が多いとそれだけ脳のアンテナが分散されてしまうからでしょう。

脳のアンテナが散り散りな場所での勉強は、誰だって難しいはずです。

ただでさえ情報に溢れる現代(ほぼ毎日ショート動画を連続で見る生活)において、家や勉強机までも物という情報で溢れかえっているようでは、「集中」など続かないに決まっています。

そういう意味で「片付け」は子供にとって、
宿題、授業、塾通い以上に意義深いことなんだと実感しました。

ふと自分の子どもに対して、
・集中力が続かない
・勉強を促しても聞いてくれない
・めんどくさいが口癖になっている
と思った時、勉強机を気にかけてあげることも一つの手かもしれません。

しかし、ここで大きな問題があります。

そもそも「片付けに取り掛かろうとしてくれない」という問題です。


4. 素早い快楽を「めんどくさい」にぶつける

「心の整理」でもあるからには、
机の片付けは子どもが自分自身でやらないといけません。

しかし、親の言うことは聞いてくれないのです。

今の時代、YoutubeShortsやTikTokなど「素早い快楽」を得られるコンテンツに溢れています。

結果、現代では時間のかかることや手間を要することのほぼ全てに対し、
子どもたちから「めんどくさい」が適用されてしまいます。

机の片付けや整理は時間がかかります。
だから当然「めんどくさい」です。

こんな時、いっそのこと
「素早い快楽と組み合わせてしまう」ことも有効です。

ただ「机きれいにしなさい」と言うよりも、
「音楽を聴きながら、机のいらないものだけ出していってみない?」と
具体的に言う方が、子どもも行動しやすいです。

好きな曲を聴きながらでも、好きな動画を流しながらでも。

もし自分の勉強机がなかったり、リビングで勉強することが多い、
という子なら「学校からもらってくるプリント類の整理」も有効です。

ファイルを持っていくことなく、プリントは全て学校カバンの中に無造作に
ぶちこんでいるという子の話を聞いて驚いたこともあります。

ちなみにその子とは、オンライン会議を繋いで、最近見た映画(『ミニオンズ』)の話など雑談をしながら、カバンの整理をやってもらったりしました。

後に親御さんから「言ってもやってくれなかったので助かりました!」という
お声をいただいた時は嬉しかったです。

生徒はそれ以来、プリントは一つのファイルにまとめて持ち帰ってこられるようになり、テスト範囲表なども欠かさず見せてくれるようになりました。

「嫌なことと好きなことを組み合わせる」というやり方は、習慣形成では有名な話で、当然「子ども」の習慣にも応用することができます。


5. それでも難しければ


ここまでのことをやってみて、それでも聞き入れてくれないとなれば
第三者からの働きかけに望みを託すこともできます。

上で紹介したオンラインでのやり取りを、
ココナラでのサービスとして展開してみました。

オンラインで片付け?どうやって?
勉強はしないの?
などなど、疑問に思われるかもしれません。

その点についてもサービスページに詳しく説明がありますので、
少しでも気になった方、ぜひご覧ください☺️

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