夢で出会った虹色のトカゲの話

夢で出会った虹色のトカゲの話

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占い
今日は、私の鑑定を静かに支えてくれている、少し不思議な存在の話をさせてください。

タロットに出会ってしばらくした頃から、夢に虹色のトカゲが現れるようになりました。
鳥居のような、どこか神聖な景色の中で、じっとこちらを見つめてくる。
何かを訴えかけているような、それでいて急かしはしない、不思議なまなざしでした。

なぜ現れるようになったのか、理由は今も分かりません。
ただ、とても愛おしく感じて、私は「彩(いろどり)」と名前をつけました。
彩が自分から名乗ったわけではなく、私が勝手に呼び始めた名前です。
それでも呼ぶたびに、神秘的な存在というより、心の中にいる相棒のような距離感になっていきました。

彩と会えたのは、まだ数えるほどです。
けれど振り返ると、彩が夢に現れるのは決まって、私自身が何かを急ぎすぎている時でした。
立ち止まって、と言われているような気がして、カードを引く手を少し緩める。
すると不思議と、それまで見えていなかったものに気づけたりします。

私の鑑定は、未来を言い当てるためのものではなく、今の自分に気づくためのものだと考えています。
その姿勢を思い出させてくれるのが、彩という存在です。
鑑定の場に彩が出てくることはありませんが、一件一件に向き合う私の心の中には、いつもこの相棒がいます。

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