昨日、鑑定していて 風の民の 人と出会った
会話の内容は漏洩しないし 風の民のそもそも論も語らない
前世 ヒットタイトの襲撃に備えて 私は 先輩に事情を説明して
3か月も前にニネベのはずれから 村人のおんなこどもを逃がした
残ったのは 私と 年寄りばかりで 粘土板が転がり 金銀財宝はなかった
けちらされてもいいようにいろいろ細工した
本国に手紙を送ったら 今婚礼の儀式をしているので終わってから
と連絡が来たのだ。
そんなことあるかい~~
ちょうど 彗星がやってきた 皆既月食の 夜に手紙を出した
そうやって 村人に麦を持たせて逃し、ヒットタイトが攻め入れば
灌漑システムが破壊されてこのあたり一帯は砂漠化するだろう
そして 現在にも通じる気象観測技術を娘に伝えた。
きっと 役に立つかもしれない
彼らはカスピ海とアラル海の北部の湿原の端に 村を作ったようだ
紀元前1200年ごろは温暖で湿潤だった
カスピ海とアラル海はつながっていて そして広大な 湖だったのだ
この辺は湖沼地帯だったが 湖の水は ミネラルが豊かで感慨をするには
もってこいだった
そうして葦の高い雑草の中で村を形成していた
彼らが なぜ風の民かと言えば 最先端の気象予報技術に長けていたのかも
しれない
風向、気圧、湿度、温度と太陽の位置 それでその日付はだいたいどんな気候かというのが分かるからやがてそこから探検に出る若者もいる その若い彼らがどうなったのかはわからない
さらにパンを作るために粉を引くために風車の技術を持たせた
ウラル山脈から流れ込む雪解け水では水車を回すパワーが足りないのだった
そうして彼らは灌漑で麦を栽培して 鶏を育て 魚を取り 何とかやって
行けたようでよかった