ワンネス意識っていうのは足の長いタコなんだよ

暑かったから、昨日はパートナーのピカチュウの毛を刈ってやった。

「ほ〜ら、おぼっちゃまくんの親友の髪型になった！なかなか上出来！w」

「なにそれ？！そのひと、どんな人だよ？！（←超不安気なピカチュウ）」

ピカチュウの小ぎれいになった毛並みをみて、何度も撫でる。ピカチュウ自身にではなく、自分の作品に頬ずりしたくなる。

美容師でもないのにわたし、やっぱり天才かも！w

昔はバリカンの力加減を失敗して、ピカチュウの真後ろの髪の毛が数ヶ月モーゼが海を割ったようになったこともあった。

もちろん本人には黙っておく。w

飼い猫のこはるもサマーカットして、自分が刈った作品たちがうろついてると夏が来たなぁという季節感がわく。

そして、本格的な盛夏を迎えましたね〜とこはるに呟きながら、

隙間時間を見つけては仕事をする。

毎日、毎日いろんな人間の宿命を見ていると、人間自体が星だし、宇宙だなぁと思うんだよね。人間関係のなかにも宇宙の中にも相似形がたくさんある。

　誰がデザインしたのかわからないけれども、人の宿命を見ていると（とくに一族全体を見る機会があるときに）宿命を走るエネルギーの流れが一直線に発生していて、驚かされることがある。

でさ、こんなことを思うんだ。

全員が自分だなぁと。

世界は「自分」でできているんだ。

ってね。

この世に生きていると、誰しも色々な悩みや葛藤を抱えるじゃん。

それを要約するとさ、

誰かがこうだから、私がこういう思いにさせられている。

誰かがこういうことをやったから、私はこうなった。

突然こんな目に遭わされたから、仕方なかった。

あいつがこうするなら、俺はこうするしかない。

ってことになる。

全部が全部、自分が人生に対して受け身だよね。w

だれか自分を害する人や環境や物があって、それに対して反応する自分。

インドの聖者は、それが人間が囚われてるイリュージョンなんだよ、って私に言った。

その時はイマイチ意味がわからなかったんだけど、今はわかるよ。

この宇宙には、全員が自分と自分以外の誰かがいると思って生きているんだけれども、実はこの宇宙には自分しかいないんだよ。

....っていう意味だったこと。

並木さんも同じことを言っている。

ワンネス、ワンネスってスピリチュアルではよくいうじゃん。

わかった気になって気軽に使ってるけど、実際はどれだけの人がわかっているのか？なんだよね。w

ワンネスっていうのは、この世が自分しかいない世界だってことに気がつくことだよ。

なにそれ、意味がわからない...って思うかもね。

そしたらさ、足のなが〜いタコを想像すればいいんだよ。

そうだな、地球７周半くらいの長い足を持っているタコ。

果たしてこのタコは、自分の足の先に出会った時に、それが自分の足だってことに気がつくのだろうか？？？

光の速さは一秒間に地球７周半、約３０万キロくらいなの。

そしたら、足の先が怪我をしても、気がつくのに脳まで到達するのに時差があるわけよ。

そんな状態で、ある日海の中で長いなにかに出くわして、自分の足の先をみたタコは、それを自分の足だって認識するのだろうか？？

ムカつく生き物め！って攻撃するかもしれない。

なんなんだろう、こいつ、って悩むかもしれない。

なんて素敵なかわい子ちゃんなんだろうって恋愛してみるかもしれない。

それと同じ問題なんだよな。w

もしもそんな長距離の足のタコがいたら、足の数だけこの世に違う生き物がいると思うに違いない。

まさかそれが元をたどれば、自分だなんて思いやしない。

おんなじことなのね。

スピリチュアルで言うところの、ワンネスっていうのはさ。

宇宙に「宇宙意識」という一つの魂がある。

その魂がタコだとして、そいつはむっちゃ足を長く伸ばしたの。

そして伸ばして分岐した、そのひとつひとつのタコの足が自分たちなの。

だから宇宙には自分しかいないんだけども、伸びに伸びてしまったタコ足だから、まさか足が自分だとは思いやしない、ってこと。

でもその足をたどってごらん。

「ぜってぇそんなことありえねぇ！！嘘だ！」って思っても

最後に自分に行き着くから。w

なんだ、自分だったんじゃん！！！！

...て。

そして、あいつも、こいつも、そいつも、全部自分、自分しかいない。

.....って結局、わかるんだよね。

それがいわゆる「目覚め」よ。

外側になにか問題があるわけじゃない、全ては壮大な自分の世界。

タコ足との喧嘩も、楽しければしたらいい。

でもその遊びに飽きたら、そろそろ正体を見極めよう。

違う体験をしに行くために。

この3次元物理世界を生きていくと言うことは、そんなことの繰り返しなんだ。究極の自作自演・自己満足の世界なの。

そこに気が付いたら、自分がなにと葛藤していたのかって、あとで笑い出したくなるからさ。

どんな修行をしても、究極悟るのはそこだよね。

はまり込んで出て、はまり込んで出ての繰り返し。

ひとはそれが面白くて何度も輪廻を繰り返しながら3次元世界に生まれてきた。まだ続ける人もいるかもしれないけど、旅のルールがわかってくれば、もっと楽なところへ行きやすくなるよ。

でも気がつかないからこそ、はまり込めるって言うのもあるから、他人が教えない方がいい時もあるかもね。w

入道雲が湧き上がるこの季節は、湿度高くて苦手だけど、日本の夏らしい夏。

春に仕込んだ味噌が熟成するのが楽しみだわ。

それでは、ブログの前のあなたも夏風邪に気をつけて、充実した夏休みをお過ごしください！