伸びる会社とそうでない会社は女性でわかる

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20代の頃、海外の渡航費を貯めるべくフリーターをしていた時期があるんだけども、そのときは世の中のいろんな形態のビジネス・モデルを個人的に知りたかったこともあり、何社か掛け持ちして、それぞれ全く違う業種で働いていたんだよね。それが、今、人の話を聞く上で非常に参考になっている。
 まだ派遣とかがそれほど一般的でなかった時だったような気がする。

そして何年か続けているとだんだんうまくいっている伸びてる会社とうまくいっていない会社というのが、その会社のある部分を見ればなんとなくわかる、ということに気がついたんだわ。

つまり、それはその会社内に女性の笑顔がたくさんあるかどうか。
っていう部分なの。
作り笑いをしているとか営業スマイルがあるかとかいうことではなく、こころから楽しそうに仕事をやってる女性の姿がその会社にあるかどうかなんだよね。
 その差は歴然で、男性の多い会社であってもそこで女性が生き生きと楽しそうに働いている会社というのは、会社全体の活力が違っていて、業績も全体の人間関係も非常にうまく回っていた。
女性の顔が暗く表情が出てこないような会社は業績が危なかったり、女性の社員同士でいじめが起こるような会社も、会社としては停滞気味だった。

なんでだったんだろう、と今になって考えると、
やっぱり男性は陽の気質で、女性は陰の気質であるからだと思う。

陽というのは、自分から発する。陰というのは、自分が受け取る。
だから陰陽論では、男性から発し、女性がその気を受け取る、という性質がある。環境が悪くなると、真っ先に潰れるのが、周りの気を受け取る質を保つ女性である。だから炭鉱のカナリアのように、場のエネルギーが悪くなると最初に女性がその職場を辛い、と感じるようになり、笑顔が消えていく。

リトマス試験紙のように、女性同士がつぎつぎに荒れ始める。
別にフェミニストになる必要はないけれども、女性が元気かどうかというのは、経営やコミュニティを図る上で非常に重要な視点である。

村でもおばちゃんたちがむちゃくちゃ元気な場所は、過疎地でもまだ希望がある。でも、男に指図されて女が黙って動くような場所だと、もう危うい。
かかあ天下の家庭がたくさんある場所が良い場所である。

というのは、かかあが元気になるということは、実は陽の気を発している男側のエネルギーがむちゃくちゃいいエネルギーだということを表しているので、見えるところでは女性が元気だけども、その裏では父ちゃんが良い生き方をして、しっかりと母ちゃんを愛していて、気の受け取り手の母ちゃんがもろに活性化されている状態なのだ。

だから、かかあ天下にしてあげてやってる、父ちゃんが実は1番偉い。w
そしてそういう父ちゃんのエネルギーをうけとるのが気持ちいいから、母ちゃんはこの父ちゃんのそばに一生いたい、と考える。

万一、母ちゃんが父ちゃんの悪い気でやられてしまったとしよう。
すると、母ちゃんの気はどこへいくか、というと、子供たちにゆく。子供がいなければペットである。
子供が急に問題を起こすようになるとか、ペットが重病だとか、そういうことが起こるようになる。

気は、父ちゃんを起点に、母ちゃんへ流れ、そして子供たちへ到達するからだ。だから、母ちゃんに「お前の育て方が悪いから、子供たちがこうなった」と責める父ちゃんがいたら、「いやいやいや......ちょっと待って」という感じ。

そもそも父ちゃんと母ちゃんの気の受け渡しあいに問題がある可能性が高いからだ。
算命学で、家族の命運を握る人が、母親ではなく父親であるのは、別にジェンダー差別からではないんだよね。父親を家長とするのは、父親が家族の起点になるからなの。
 父親のエネルギーが強く澄んでいて常に高い波動であれば、その気が家族全体に行き渡り、家族が活性化するからなんだ。

昔はこのことをなんとなく知っていたらしい形跡があって、サザエさんのフネさんが波平さんに飲み代を渡しているシーンがあって、それに対してタラちゃんが、「どうしておじいちゃんに遊ぶお金をわたすんですか?」と質問する。

すると、フネさんは、「おじいちゃんはお仕事で溜まったよくないものを、楽しんだり、お酒を飲んだりして清めて、外で落としてから帰る役目があるからだよ。」と答えていたという。(←これは自分のきょうだいから聞いた話)

家族というのは、ある種の聖域なの。敷居っていうのは外と内を分ける大事な結界だった。そこをまたぐということは、神聖で特別なことだったわけよ。
そして、気に対して知識のあった時代、男は外で仕事をしてきた時にはどうしてもケガレができる。(気枯れ)自分がそうでなくても、マウントとりたい奴は必ずいて、ついpower gameに巻き込まれることもある。そうすると、そこでエネルギーが淀む。
 昔の男たちというのは、それをうちに持ち込まないように、自分の波動を高めて低い波動を浄化してから家に入ったということなの。

妻や子供に、悪いエネルギーを流さないようにね。
父方の祖父も私の父も、毎朝、毎晩、神棚に手を合わせ、自分の精神を清めてから仕事に出て行く習慣があったので、自分はそれが当たり前だと思ってたんだわ。だから、正直、神札もらっても部屋にそのままだったりするピカチュウを見た時、自分の中では「こういうひとがいるのか」と衝撃的だった。w
多分、生活でケガレを意識して暮らす男は、ほとんど消えてしまったと思う。

前にも書いたように、男が女を守る、という意思表明は、物理的に戦って女を敵から守るとかいうことだけではなく、家庭の中に悪いエネルギーを入れないよう、自分の精神を常に高めつづけて、その高い波動で災いから女・子供を守るという意味もあったわけなんだよね。

風の時代は女性の時代、っていうじゃん。
でも女性の時代っていうのは、かあちゃんたちが元気になる時代だから、やっぱりその女性の活躍を支える裏には、女性を活性化させる男性の姿があるんだと思うんだよね。

DSは男を種付け馬みたいにしようとするだろうけど、そうはいかない。
その前に男性が清い精神エネルギーを取り戻したら、日本女性全体が超ハッスルするんじゃないかと思うんだ。w
今の女性は、どうかっていうと、全体的にみんな疲れ切ってるほうだと思う。
生活にも疲れている。
でも、男性がしっかりと女性を守っていれば、女性は元気だ。
それはジェンダー問題ではなくて、気の性質の問題なんだよ。


イザナギとイザナミの国生みの物語は、最初女性から回るんだけどもうまくいかない。やっぱり男性(陽の気)が始まりじゃないと、完成しない。
だから起点は男性(陽)な気がするな。
環境エネルギーに飲み込まれない男の気が、自分でそのエネルギーを変えられたとき、周りに撒き散らすエネルギーがガラリと変わる。
そしたら、女も変わる。子供も変わる。
日本には、男性しか入ることを許されない聖域がたくさんある。
やはり、日本の神様は、男になにか役割を与えていると思う。

話を元に戻すと、いい職場っていうのは、精神性の良い男がたくさんいるから、自然に女性がハッスルして行くし、エネルギーによどみがないので会社全体の業績も上がって行くんだと思う。

現代は数字や現実としてどうしていくか、という方法論に目を向けがちだけど、精神と現実は表裏一体だから、会社の業績を上げるには、やっぱり社長が「社員ひとりひとりが今、幸せかな?」って目配りすることはとても重要だと思う。

どんな組織の起点も、トップのエネルギーに影響される。
だから算命学で会社の命運を見るときは、経営者の宿命を見る。
経営者のエネルギーが清いものであれば、それが組織に行き渡るわけなので、他の男たちにも影響がいく。
年末年始、節目で、みんなでお祓いに行く会社があるけども、宗教に傾倒しているというよりも、それはそういうエネルギーを大事にしていた時代の名残なのだと思う。

風の時代っていうのは、男が陽の本質である、精神性を取り戻すからこそ、女が活躍する時代が来るってことなんだと思う。

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