私が副業を始めた、たった1つの理由

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マネー・副業
私が副業をはじめた理由は、「お金を稼ぎたい」というシンプルな動機ではありませんでした。もちろん、副業で得られる収入はありがたいものです。
ただ、それ以上に強く心にあったのは、「このまま会社だけに人生を預けていて大丈夫なのか?」という不安でした。
副業は、そんな私にとって、「自分を試す」手段でした。名刺がなくても、社名がなくても、自分という人間に価値はあるのか。そんな問いに向き合う一歩だったのです。

このnoteでお伝えしたいこと

このnoteでは、「このまま会社だけに人生を預けていて大丈夫なのか?」と思うに至った理由と、その背景にある想いや気づきをお伝えします。副業という言葉が市民権を得つつあるけど、一歩を踏み出すのに迷っている人は少なくありません。「本当にやっていいのか」「自分にできるのか」といった不安を抱える方も多いでしょう。そんな方に向けて、ひとつのロールモデルとして、私のリアルな経験を共有しようと思います。

第1章|航空業界に憧れ、就活で打ち砕かれた夢


理由は“キラキラ”への憧れ

就職活動を始めたころ、私が憧れていたのは航空業界でした。理由は、今思えばとてもシンプルで、「華やかでキラキラしてそう」という、よくある就活生らしい漠然としたもの。でも、それが不思議と心に残っていて、制服姿のCAやグランドスタッフ、空港で働く人たちに憧れを抱いていました。
仕事としての理解よりも、理想のイメージに強く惹かれていたのです。
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自分もそんな「キラキラした世界の一員」になってみたいと思っていました。

コロナがすべてを変えた


しかし、そんな希望はコロナによってあっさりと崩れました。航空業界は採用自体を完全にストップ。選考どころか、エントリーすらできない状況でした。SNS上でも「憧れていた企業が採用停止した」と嘆く声が相次ぎました。

当時は落胆というより、何が起こっているのかも理解できないまま、気づけば「行きたい業界がなくなった」という感覚でした。理想と現実のギャップに呆然としながら、私ははじめて「働く」ということを現実として受け止めたのです。

「企業は守ってくれない」という現実

さらに衝撃だったのが、内定取り消しのニュースです。名前を聞けば誰でも知っているような大企業が、採用を取り消したり、リストラを断行しました。
あの頃、私ははっきりと思いました。「こんなに有名な会社ですら、人を守れないのか」と。
それ以来、「安定」という言葉への信頼はぐらつき、企業に依存しない生き方への意識が芽生えはじめたのです。

第2章|組織にすべてを預けることへの違和感


社内評価と市場価値は別物だ

新卒で日系大手企業に就職し、最初の1~2年はや現場での仕事に一生懸命取り組んでいました。社内では若手はまるで「お客様」のように大切にもてなされますが、ふと立ち止まって考えたとき、「このスキルって社外でも通用するのかな?」と不安になりました。
例えば、社内独自のシステムや用語に慣れたところで、それが転職市場での評価に直結するわけではありません。
「今の会社では役に立つ人材=世の中に必要とされる人材」ではない。そんな事実に悩む日々が続きました。

キャリアのハンドルが自分にない感覚

人事異動や部署変更の話が出るたびに、「次はどこに配属されるんだろう」と不安になっていました。自分の希望や適性が反映されるとは限らない。
それどころか、希望とは真逆の仕事を命じられることもありえます。
「自分の人生なのに、ハンドルを握っているのは会社だ」と気づいた瞬間、強烈な違和感を覚えました。
キャリア形成は本来、自分自身で描くもの。けれど会社員でいる限り、そこには常に「会社の都合」が介入してくるのだと実感しました。

「自分の力で生きていくこと」への憧れ

ドラマ『ドクターX』の主人公・大門未知子を皆さんはご存知でしょうか。
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけが彼女の武器だ。(『ドクターX』冒頭の定番のナレーションより)
自分の力だけで医局に風穴を開けて医師としてのキャリアを積んでいく姿は、自由で、自立していて、私にとって理想の働く大人の象徴でした。

「私、失敗しないので」というセリフとともに、どんな場所でも自分の腕一本で勝負する彼女の姿にはどこか憧れを抱きませんか?組織や肩書きに頼らず、どこでも通用する「本当の実力」で生きていく姿に惚れ、私もそんなふうに働けたらと思っています。

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大門未知子に憧れて水にガムシロップを入れて飲んでた時期がありました

もちろん現実はドラマのように華やかではないし、壁にぶつかることもたくさんあります。でも、副業という形で少しずつ「自分の力で立つ」経験を積む中で、私自身も「私、失敗しないので」と言える強さを育てている最中なのかもしれません。

第3章|副業は禁止じゃない?!


副業はやっていいの?という疑念

副業を考え始めたとき、一番初めに浮かんだのが「バレたらマズいんじゃないか?」という疑念でした。副業に関する明確な説明がされていなおらず、なんとなく「やってはいけないこと」という空気感がある企業も多いのではないでしょうか。
周囲の人間に聞いても「みんな気になってるけど、実際はよくわからないよね」と言われる程度で、正確な情報がありませんでした。だからこそ、副業を始める前には慎重に調べましたし、法的な根拠も確認しました。

法律上、副業は原則OKだった

実際に調べてみると、副業は法律上禁止されていないことが分かりました。憲法第22条では職業選択の自由が保障されており、労働基準法にも「業務時間外の副業を原則として制限できない」ことが記されています。
企業側が副業を制限できるのは、業務との競合や健康への悪影響など、合理的な理由がある場合に限られます。つまり、会社の就業規則に明確な禁止条項がなければ、副業は合法的に行ってよいということです(厚生労働省も推進していますし)。
この事実を知ったとき、私は安心と同時に「じゃあ、なんでみんなやらないんだろう?」と不思議に思いました。

堂々とやる方がむしろ安全だった

この「副業=グレー」という風潮は、ただの思い込みであることが多いです。私は必要以上に隠すのをやめ、「やっていいことを、堂々とやる」という姿勢に変え、会社に副業の申請書を提出しました。むしろ副業を持つことで本業へのモチベーションが上がり、自分のスキルアップにもつながっている実感があります。「副業OKって聞いてたから始めたのに、実はNGだった…」というようなケースを避けるためにも、事前に就業規則を読む、または人事に確認するのがベストです。思い込みに縛られて挑戦を止めてしまうのは、非常にもったいないと感じています。

第4章|自分の力で稼いだお金は、人生を支える


名刺も肩書きもない「自分」に仕事を頼まれた

副業で最初の案件を受けたときのことは、今でもはっきりと覚えています。相手が見ているのは、会社名でも役職でもない。純粋に「自分という個人の力」でした。
自分が作った資料に対して「お願いしたい」と言ってもらえる経験は、会社の評価とはまったく違う種類の喜びでした。
名前も知らない相手から、お金を払ってまで頼まれるというのは、それだけで「自分のスキルには価値がある」と教えてくれる体験でした。

小さくても確かな「自信」が生まれた

金額だけ見れば、副業の報酬は最初は微々たるものでした。それでも、自分の力だけで得たそのお金には、給料とは比べ物にならないほどの重みがありました。
「自分はいざとなれば食べていける」という感覚。
それは、会社というセーフティネットの外で得た、かけがえのない安心感でした。この小さな成功体験が、私に「どこに行っても何とかなる」というメンタリティを与えてくれたのです。

「自分で稼げる」は何にも代えがたい武器

副業を続けていくうちに、「名刺がなくてもやっていける」という感覚が少しずつ定着していきました。これは、転職やキャリアの不安がある人にとって、大きな武器になります。会社の外で通用する力を持っていれば、本業にもしものことがあっても立ち直ることができる。精神的な安定感も段違いです。副業は単なる「収入源」ではなく、人生をしなやかに生き抜くための「保険」のような存在なのだと、私は感じています。
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これだけ多くのお客様にご利用いただけたことは、私にとって財産です

第5章|副業は「もう一つの居場所」をくれた


一つに依存しない働き方の安心感

副業をはじめて最もよかったと思うことのひとつが、「会社だけに依存しなくていい」という安心感です。
どれだけ待遇がよくても、どれだけ上司や同僚との関係が良好でも、ひとたび風向きが変わればそれが崩れる可能性があるのが会社という場所です。
けれど、自分で稼げる場所をもうひとつ持っていれば、「最悪辞めても大丈夫」と思えるようになります。副業はまさに、精神的なセーフティネットにもなってくれるのです。

転職よりずっと低リスクな「逃げ道」

よく「転職しても状況が変わらなかったらどうしよう」と悩む人がいます。けれど、副業ならばそんな心配はいりません。合わなければやめればいいし、無理せず続けられる範囲で試行錯誤できます。

私自身、「転職するほどではないけど、今の環境にモヤモヤしている」という時期に副業をはじめたからこそ、冷静に状況を見極めることができました。転職が「本命の住み替え」だとするならば、副業は「セカンドハウス」といったところでしょうか。気持ちに余裕が生まれます。

居場所が複数あるという幸福

本業と副業、それぞれに居場所があることで、自分自身が「仕事の主人公」になれた気がします。たとえば本業で理不尽なことがあっても、「副業では感謝されている」「あっちでは自分を必要としてくれている」と思えるだけで、気持ちの切り替えがしやすくなります。人生の重心を一か所に置きすぎないことで、自然と前向きな姿勢を保てるようにもなりました。副業は、自分を守る「心の居場所」にもなるのだと実感しています。
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時々、ココナラの交流会に参加させていただいています

まとめ|将来が不安なあなたへ伝えたいこと


副業は「備え」になる

「今の仕事が好きだから副業は考えていない」という人も、もしもの備えとして一度立ち止まってみてほしいと思います。
好きな仕事がずっと続けられる保証は、誰にもありません。会社の経営方針、上司の異動、部署の再編…。ある日突然、思ってもいなかった変化に巻き込まれる可能性は誰にでもあります。副業をしていると、そういった「会社にまつわる運命」から少しだけ自分を切り離すことができます。「自分には他にも選択肢がある」という感覚は、不安定な時代を生きる上での心の支えになるはずです。

「自分を守る力」は、自分でつくれる

副業とは、自分の価値を証明する小さなチャレンジの積み重ねです。最初はうまくいかないことの連続でした。それでも、自分の能力で誰かに喜んでもらい、その対価として報酬をもらう。その経験が、何よりの自信につながっていきます。

これからの時代、どれだけ会社に尽くしても、報われるとは限りません。だからこそ、自分を守る力は、自分で育てる必要がある。副業は、そんな「自衛手段」であり、「生きる武器」なのだと、私は信じています。
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