繊細さん(HSPさん)が感じる「時計」と「視線」のちいさなサイン――その優しさを大切にするために

繊細さん(HSPさん)が感じる「時計」と「視線」のちいさなサイン――その優しさを大切にするために

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コラム
心理カウンセラーの「うさぴょん」です。

ふとした瞬間に、相手がチラッと手首の時計に目をやる。あるいは、窓の外や手元のスマホにふっと視線が泳ぐ。

そんな、ほんの一瞬の出来事に、あなたの心は「あ、今、退屈させちゃったかな」「もう話を切り上げなきゃ」と、敏感に反応していませんか?

HSPという気質を持っていると、相手の微細な表情の変化や、場の空気の揺らぎを、まるで高性能のアンテナのようにキャッチしてしまいますよね。

自分がお話ししている最中にそんなサインを見つけると、胸の奥が少しだけキュッとして、言葉が喉に詰まってしまうような感覚。

そして、「ごめんね、長くなっちゃったね」と、無理やり話を終わらせてしまう。そんな経験、きっと一度や二度ではないはずです。

でもね、まずはそんな風に相手を気遣えるあなたの「優しさ」を、僕はいっぱい褒めてあげてほしいなと思うんです。

相手の時間を奪っていないか、相手を疲れさせていないか。そうやって瞬時に相手の立場に立って考えられるのは、あなたがとても愛情深く、誠実な方だからこそ。

ただ、その優しさが時として、あなた自身の心をちょっぴり傷つけてしまうこともありますよね。

「自分の話には価値がないのかな」「嫌われちゃったかな」と、自分を責める材料になってしまうのは、とても切ないことです。

実は、相手が時計を見る理由は、決して「あなたの話がつまらないから」だけではないんですよ。

ただ単に次の予定が気になっていたり、無意識の癖だったり、あるいは、あなたの話に集中しすぎて、ふと我に返った瞬間だったりすることもあります。

視線を逸らすのだって、頭の中であなたの話を整理しようとしている、思索のサインであることも多いのです。

だから、もし次にそんな場面に出会ったら、自分を否定するのではなくて、「私は今、相手の状態をしっかりキャッチできたんだな」と、自分のアンテナの感度を認めてあげてください。

そして、話を即座に切り上げることで自分を守るのも、一つの大切な生存戦略です。

無理をして話し続けて、後で「あんなこと言わなきゃよかった」と一人反省会をするくらいなら、早めに切り上げて、自分の心に平穏を取り戻す。

それは、あなたにとっても、相手にとっても、実はとても調和の取れた選択なのかもしれません。

繊細なあなたは、これまでたくさんの人の心に寄り添い、空気を読み、自分を後回しにしてきたことでしょう。

不倫の悩みや、誰にも言えない苦しさを抱えている時、こうした「小さな拒絶(に感じるもの)」は、より深く心に刺さるものです。

でも大丈夫。僕はいつでもここにいますし、あなたのその細やかな感性は、何にも代えがたい素敵な宝物です。

今日からは、時計を見られた瞬間に「申し訳ない」と思うのではなく、「私は今日も優しくあれた」と、自分を抱きしめてあげてくださいね。

あなたの心が、少しでもふんわりと軽くなりますように。


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