繊細さん(HSPさん)が「とりあえずやってみて」と言われて動けなくなるのは、あなたが真面目で優しい証拠。

繊細さん(HSPさん)が「とりあえずやってみて」と言われて動けなくなるのは、あなたが真面目で優しい証拠。

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コラム
「とりあえずやってみてよ」

その一言に、胸がギュッとしたことはありませんか?

周りの人は軽やかに一歩を踏み出しているように見えるのに、自分だけが足元を固めることに必死で、一歩も動けなくなってしまう。

手順が隅々まで見えて、失敗しない保証があって、ようやく「よし」と思える。

それまでは、暗闇の中に手を突っ込むような怖さを感じてしまうんですよね。

でもね、それはあなたが「怠けている」わけでも「決断力がない」わけでもないんです。

心理カウンセラーの「うさぴょん」として、これまでたくさんの繊細さんの悩みを聞いてきましたが、実はこれはあなたの素晴らしい「危機管理能力」と「誠実さ」の裏返しなんです。

HSPの方は、脳の仕組みとして情報の処理がとても深いです。

一つの行動を起こす前に、その先に起こりうるリスクや、周りの人の反応、失敗した時の影響まで、瞬時にシミュレーションしてしまうんですよね。

だから、「とりあえず」という言葉が、地図を持たずに砂漠に放り出されるような、無責任で恐ろしい言葉に聞こえてしまうのは、至極当然のことなんです。

「完璧な手順が見えるまで動けない」という状態は、裏を返せば「やるからには最後まで責任を持ちたい」「関わる人に迷惑をかけたくない」という、あなたの深い愛情そのものです。

適当にやって、後で誰かが困るくらいなら、最初から完璧に準備したい。

そんなあなたの優しさを、まずは「私って誠実なんだな」と認めてあげてほしいなと思います。

動けない自分を責める必要はありません。

石橋を叩いて、叩いて、さらに補強してから渡る。

その慎重さがあったからこそ、守られたものや回避できたトラブルが、これまでにもたくさんあったはずですから。

もし、どうしても動けなくて苦しい時は、こう考えてみてください。

「とりあえず」の代わりに、「ほんの少し、味見だけしてみる」と。

全部を完成させる必要はありません。

手順の1番目だけ、あるいは1番目の準備の、そのまた準備だけを。

100点満点の手順書がなくても、1点分だけ触れてみる。

それだけで、あなたは十分に頑張っています。

一歩が出ない時は、まだ心が「今は安全じゃないよ」と教えてくれているサイン。

その声に耳を傾けて、ゆっくり深呼吸してくださいね。

歩き出すタイミングは、他の誰でもない、あなたの心が決めていいんです。

あなたはあなたのままで、その丁寧さを大切にしていってくださいね。

僕はいつでも、ここであなたの心に寄り添っています。


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