「なんで、あんなこと言っちゃったんだろう…」
「本当は断りたかったのに、言えなかった…」
「迷惑かけちゃったかも…」「嫌われたかもしれない…」
そんなふうに、誰かとのやりとりや、過ぎた出来事を何度も頭の中で繰り返してしまって、胸の奥がキューッと痛くなること、ありませんか?
もしかすると、今この文章を読んでくれているあなたも、何かの「罪悪感」や「羞恥心」で心がいっぱいになっている最中かもしれませんね。
でもね、まず最初に伝えたいのは、
あなたは悪くないよ。
ということです。
繊細さん(HSPさん)は、生まれつき感受性が高く、人の感情や空気の変化にとても敏感です。
その優しさや共感力は、素晴らしい才能なんです。
でもその一方で、ほんの少しの出来事でも「自分のせいかも…」と自分を責めてしまったり、過去の失敗を引きずってしまったりすることもあるんですよね。
私もそうでした。
人と会話したあと、笑顔でバイバイしたはずなのに、「あの時の言い方、ちょっとキツかったかな」「余計なこと言ったかも」って、夜寝る前に何度も反芻して、なかなか眠れなかったことが何度もあります。
そのたびに胸が痛くなって、自分がどんどん嫌いになってしまう。
「もっと器用にできたらいいのに」って。
でもね、ある日ふと思ったんです。
罪悪感って、「自分の心がちゃんと人を思いやれている証拠」なんじゃないかって。
そして、羞恥心って、「こうありたかった自分」と「現実の自分」とのギャップから生まれる、まじめな心のあらわれ」なんじゃないかって。
だから、罪悪感や羞恥心を感じるあなたは、
それだけ人の気持ちや、自分の行動を大切にしてるんです。
それは、優しさの証でもあるし、思慮深さの表れでもあるんです。
もちろん、それが大きくなりすぎて自分を苦しめてしまうのは、つらいことですよね。
だからこそ、その感情に巻き込まれすぎないように、少し距離をとる方法も知っておいてほしいなって思います。
たとえばこんなふうに、自分の心に声をかけてあげてください。
「うん、今わたしは罪悪感を感じてるんだね。大丈夫、わたしは悪くないよ」
「わたしが感じたことも、大切な感情。責めなくていいよ」
「今はちょっと恥ずかしいけど、それも自然な気持ちだよ」
これって、自分にやさしく語りかける「セルフ・コンパッション(自己慈愛)」という考え方です。
傷ついた心に、もう一度あたたかい毛布をかけてあげるようなイメージ。
繊細さんは、他人にはとてもやさしくできるのに、自分には厳しくしがち。
でも、自分にこそ優しくしていいし、してあげてほしい。
最後に、大切なことをもう一度。
罪悪感も、羞恥心も、あなたの繊細さとやさしさから生まれているものです。
その感情を否定しないで。
でも、抱えすぎなくてもいい。
少しだけ心に余白をつくって、深呼吸してみてください。
今日もあなたが、あなたらしく過ごせることを心から願っています。
あなたは、あなたのままで、大丈夫ですよ。