前回、認知症の人にも世界はあると書きましたが。
それを理解していても、介護する側からしてみれば『とんでも行動』には変わりないのです。
お腹が空いたからと、お店のものを勝手に食べちゃう、お金も払わずに持って帰ってきちゃう・・・。
普通に考えて万引き、いわゆる窃盗なわけですが。
本人にすれば
「自分のものを食べて何が悪い、持って帰って何が悪い?」です。
そう思い込んでいるんだから・・・、いえ、思い込んでいるんじゃなくて、
それが本人にとっての真実なのだから訂正は出来ません。
でも介護側からしたら、とんでもなく大変なことですよね。
お店の人に謝らなといけない、ご近所さんの目もある。
下手すれば警察沙汰です。
本人は間違ったことをしている自覚は1mmもないのですから、反省もなければ是正もできない。
こういう時の対処方法としてよく目にするのが「お店の人に状態を伝えて、あらかじめお金を渡しておく、もしくは後で払いに行く」です。
確かに田舎の個人商店ならそれが一番、効率よく本人への悪影響も介護側への負担も少ないでしょう。
だけど、大きなスーパーなら?
レジ係はたくさんいて、パートさんやアルバイトさんも多く、人の出入りも激しい。時間によって人も違う。
全員に周知徹底とか無理でしょうよ・・・。
それこそレジに本人の顔写真でも貼って『見かけたら110』状態にでもしておかないと、みかんがレジ係なら絶対に覚えられないと思います。
複合施設なら各店舗もある。
絶対に食品しか持って帰らないとは限らないのです。
では、持ち物や服など分かりやすい所に名前・住所・連絡先と認知症であることを明記しておいては?
・・・詐欺に目をつけられやすいリスクがあります。
最近は詐欺にも気を付けなければいけません。
介護側は負い目を感じる側にいますから、「○○したからお金を払ってほしい」なんて連絡がきたら信じてしまうのではないでしょうか。
じゃあどうすれば?!
・・・みかんも頭を捻るところなんですよね~。
まずは行動パターンを知る。
認知症の人は決まった時間に決まった行動をされる方が多いです。
買い物をする場所、お金を払う場所なども決まっているかもしれません。
ちょっと後を付けてみる・・・尾行ですね!
それらの行動がパターン化されていれば、対処はしやすいかもしれません。
パターン化されていなければ・・・どうしましょう(-_-;)
持ち物や服に名前は、徘徊して迷子になった時など役に立ちます。
ただ、詳細に個人情報を明記してしまうと、詐欺が怖いので。
ある程度の情報のみにしておきましょう。
日本の警察は優秀ですから、ある程度の情報できっと介護者まで辿り着いてくれます!
あとは・・・個人的に連絡があったら、まず警察へ連れて行ってもらうようお願いすると安心かもしれないですね~。
さすがに警察の前では詐欺も行われないでしょうし。
警察署内にいる間に、なにか被害がないか、金銭的なトラブルはなかったかの確認を。お礼をするのも、ここがいいかもしれないですね。
連絡先などを教えてあとでお礼を・・・と思っていたら、実は金銭的トラブルがあって支払いを・・・なんてことになりかねません!
親切で助けてくださっている方が殆どだと思います。
そんな方たちをこんな疑いの目で見ている みかんは・・・くもってる!かもしれないですけど。
親切で助けてくださった方たちに純粋に心から感謝するためにも、心の片隅に留めておいてくだされば・・・と思います。