宿泊・体験の予約CSVを日英西(日本語・英語・スペイン語)に揃える前に効くのは、翻訳精度より列のルール決めです。公式エクスポートの全列を訳すと、使わない列まで増え、ズレと確認コストだけが膨らみます。
スクレイピングや非公式取得は使わず、公式CSV/公式APIだけを前提に、翻訳前に決める列ルールを整理します。
■ 先に結論:訳す列を減らす
日英西の対象は「ゲストやスタッフが毎日見る列」に限定します。
・利用日(チェックイン/体験日)
・プラン名または室タイプ名
・人数(大人/子どもを分けるかを先に決める)
・ステータス(確定/キャンセル等)
・言語・国籍の手がかり(公式に出る範囲のみ)
・特記事項(必要なものだけ)
氏名・電話・メールは翻訳列に混ぜず、別管理・マスク運用を推奨します。
■ 決めるべき列ルール(5つ)
1. 日付形式 … 利用日は YYYY-MM-DD。時刻が必要ならタイムゾーン表記の有無を一文で決める。
2. 列名の自社語 … OTA表記を自社列名にマップする表を1枚残す。
3. 人数の扱い … 「合計のみ」か「大人+子ども」かを翻訳前に決める。
4. 固有名詞は訳し分けない … 施設名・プラン名・集合場所は公式表記で固定。
5. ステータス用語集 … 確定/取消等を日英西で1対1対応にする。
■ 実務の短い手順
1. 使うOTA・自社予約の公式エクスポートを確認する
2. マスク済みサンプルCSVを1つ用意する
3. 「毎日見る列」だけ書き出す
4. 上記5ルールを1ページのメモにする
5. その後で日英西の変換フローを設計する
公式で出せない列は自動化対象から外すか、ベンダーに公式手段を問い合わせます。
■ よくある失敗
・全列翻訳でシートが横に伸び、貼り付けがズレる
・スペイン語を英語の直訳のまま載せ、現場が使わない
・未確定を推測で埋める(未確定は未確定と書く)
■ まとめ
宿泊予約CSVの日英西揃えは、列ルールで成否がほぼ決まります。公式データ前提で、載せる列・日付・人数・固有名詞・ステータスを先に固定しましょう。
次の一歩
自社の公式CSVで「どの列を日英西に載せるか」を60分で切り分けたい方は、WEBTECH研究所の【観光・宿泊|公式CSVの60分診断】へ。
列ルールが固まったあとの変換・用語統一は、予約CSVの日英西まとめへ。