ワイ「世の中は流行り廃りの繰り返しです。」
助手「突然どうしたん?」
ワイ「YouTubeを見ていてなんとなく。」
助手「そういえばユーチューバーが持て囃されていた時期があったよね。」
ワイ「今はだいぶ落ち着きました。」
助手「子供の将来の夢がユーチューバーだったりすると聞いたよ。」
ワイ「昔は野球選手やサッカー選手でしたね。」
助手「これも流行り廃りの一つかな?」
ワイ「迷惑系ユーチューバーなんてジャンルも生まれました。」
助手「あれってやりすぎだよね。なんか見る気失せるよ。」
ワイ「しかし視聴数稼げるからこそ、迷惑系なるジャンルが成立するんですよ。」
助手「見たい人も多いってことね。」
ワイ「センセーショナルな内容であればあるほど稼げます。」
助手「だからいつもギリギリ攻めるんだね。」
ワイ「実は気づいたことがあるんです。」
助手「なに?」
ワイ「迷惑系の元祖があったことに。」
助手「元祖?そんなのあったかしら?」
ワイ「それはマスメディアです。」
助手「へ?」
ワイ「いわゆるマスゴミってやつですね。」
助手「言われてみれば・・・うん。わかるよ。」
ワイ「彼らが厄介なのは社会正義を大義名分にするところ。」
助手「芸能人の不倫問題とか追及するけどどこが社会正義なんだろ?」
ワイ「政治報道についても言えますよ。彼らは事実を伝えることを放棄して偏った情報を発信しますからね。」
助手「そうなんだ。」
ワイ「社会正義・表現の自由の名の下に好き勝手し放題なので厄介な存在なのです。」
助手「自分たちの影響力を分かってない?」
ワイ「いや分かってますよ。ただ自分たちの発信に責任を持たない姿勢が問題ですよね。」
助手「センセーショナルに報道したらしっぱなし。」
ワイ「そうです。自分たちが与えたい印象を視聴者に植え付けられたらOKです。」
助手「やり方が姑息よね。」
ワイ「報道が間違っても手短に訂正報道したら終わりです。」
助手「なんか無責任ね。訂正報道もテンプレっぽいし。」
ワイ「センセーションを引き起こして荒らしていく。荒れたら知らんぷり。迷惑系ユーチューバーと変わんないでしょ?」
助手「そうだね。」
ワイ「最も問題なのはそのような方法を理解せず視聴する視聴者側にもありますけどね。」
助手「そうかな?」
ワイ「見る人間がいるから、見せようとする人間がいるわけです。見なければ自ずと廃れていきますよ。」
助手「けど最近はテレビ視聴も減ってきたと聞くから視聴者が賢くなってきたってことじゃないの?」
ワイ「フィールドがテレビ・新聞からYouTubeに変わっただけですよ。」
助手「だから迷惑系が跋扈するのか。」
ワイ「流行り廃りはあれど、それを受け取る側は何も変わってないと思いますね。」
助手「なるほどね。そう言えばアナタもユーチューバーなりたいとか言ってなかったっけ?」
ワイ「言いましたよ。」
助手「別にいいけど迷惑系だけはやめてね。」
ワイ「大丈夫です。私は別のジャンルを切り開きます。」
助手「アナタが通るから道を開けろ的な?」
ワイ「それはどこかのコムドットじゃないですか。」
助手「じゃあ変態系?」
ワイ「印象だけで言わないでください。」
助手「なら突撃系?」
ワイ「それはヨネスケ。」