「良心の危機」とフレデリック・フランズ

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フレデリック・フランズというのはものみの塔聖書冊子協会世界本部の4代目の会長です。
その頃は法人格の会長と統治体でのリーダーは同一人物が担っていました。
彼が死去した時、この宗教の機関紙「ものみの塔」は32ページの紙面のほぼすべてを使って
彼の死を追悼しました。
個人崇拝を徹底的に糾弾していたエホバの証人なのに、なぜ?と現役信者ながら違和感たっぷりな気持ちになりました。
極端なまでの個人の趣味(聴く音楽、見るテレビ番組、読む本)へのストイックすぎる制限、
(まだ信者だったマイケル・ジャクソンがスリラーのMVのことで、「オカルトを意識していたわけではない」と雑誌「目ざめよ!」1984年8月22日号の記事で釈明させられたのもフランズが会長の頃です。)
夫婦生活の中身にまで踏み込む戒律(オーラル〇〇〇の禁止等)、
マスター〇〇ションの禁止、
そして独裁国家並みの密告の奨励
これらはフレデリック・フランズの死後急激に緩んだので、彼の指示ではないか、わたしは勝手に想像しています。(「知らんけどwww」レベルです。)
彼の甥でやはり統治体(最高幹部)の成員だったレイモンド・フランズという人がいます。
彼が後に粛清されて「良心の危機」という暴露本を出版しました。
その中のある記述が、一撃で20年間積み上げたわたしの信仰を土台から粉々に砕きました。
長くなるので、続きは次回。


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