子どもの学習習慣が中々つかない

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こんにちは。本日は、子どもの学習習慣を身につける第一歩として、子どもにどう接していくのがいいのかというテーマでお話ししていきます!

私も塾講師としての立場上、最終的にお子さんの成績を上げていかないといけませんし、そのためには日々の学習習慣を身につけてほしいと願っています。
しかし子ども達の周りには勉強以外に楽しいことがたくさんあります。
ゲーム・漫画・友達と遊びに行く・スマホ…
それは決して悪いことではなく、物事に興味を持ち、本能の赴くまま行動しているだけです。子どもですから、自制してやるべきことをこなす、計画を立てるなどを自分からできる子の方が少ないです。

では大人であるこちらから制限をかけ、計画を立てて無理やり机に向かわせる。それで成績が伸びる子もいると思いますが、大半の子はむしろ勉強は大変なもの・人に言われて面倒なことと感じ、余計に勉強が嫌いになって離れていってしまいます。それに人からやらされていることをこなすだけでは、自立心が育たず、精神的な成長を促すことも難しくなってきます。

「勉強しなさい」と言う親御さんの気持ちは私にも分かります。
しかしその一言で勉強する子どもは多くないです。命令されること自体、人間誰しもいい気持ちにはならないですよね。大人と子どもであるといえどもそこにも人間関係があり、立場的な上下関係を利用して無理強いすることは親子の関係性としてよくない事だと考えます。

だからといって何も言わないわけではありません。本当は子どもは潜在的に親が大好きです。そして認めてほしいし、自分の本音を知ってほしいと思っています。勉強を促す第一歩として私が実際生徒に行っていることとしては、勉強の話から始めないことです。

昨年のお話を共有しますね。中3の女の子が夏前に入塾してきました。成績を上げたいとのことですが、それは親御さんの意向であり、本人は部活をしたり友達と遊ぶことが好きでした。勉強はこれまでほどんどしていなかったようです。中1の計算から怪しかったので、志望校に届かない可能性が高かったです。結果から述べると、彼女は入塾当初からの第一志望に合格しました。

入塾したての頃、彼女は宿題をよく忘れてきました。やってきた日であっても、明らかに答えを写したものでした。勉強は嫌いだし、親に入らされただけだし、といった感じ。そこで「次から宿題やってこないと居残りだよ。あれ?これ答え写しただけでしょ。」なんて言ってしまったら心を閉ざし、勉強が余計嫌いになってしまうと思います。なので私は見て見ぬふりをしました。「ノート忘れちゃったか、そういう時もあるね、次は忘れないように気をつけたいね。あ!これ全問正解だったの?内容の理解がちゃんとできてるんだね。えらいね。」と。本人はラッキーと思ったかもしれませんし、多少なりとも罪悪感があったかもしれません。でも私は彼女がなぜ宿題をやってこなかったり答えを写してしまうのか、理由を彼女から聞いたわけではありません。彼女の行動自体は悪いことかもしれませんが、すぐ否定すると、その奥にある本人の気持ちも否定することになります。どれだけ子どもの表面上の言動がわかっていても、心の声に気づかない場合もあるのです。

私は彼女に雑談を多くしました。普段の生活ルーティン・勉強に対する気持ちなどを聞き入れることで信頼関係を作っていきます。すると少しずつ本音を語ってくれます。「勉強嫌いで、塾も嫌なんだよね。面倒臭いやん。」そうだよね、部活も学校もあって、塾も急に入るなんて大変なことだよねと受け入れます。そんなに忙しいから勉強は多くできないし、まずは宿題の量を減らしてこの量だけは頑張ってみるってのはできそうかな?と相手に合わせていきます。これくらいならやってもいいかと思わせ、机に向かう習慣をつけてもらいました。そうするうちに、宿題を忘れたり答えを写してくることもなくなりました。「今回も宿題できていい感じだね。ここの文法の理解よくできているじゃん!」というと、今度は頑張ってやってきたことを認められて喜びます。こうして学習量を増やし、最終的に合格できたのです。

まずは子どものことを否定しないであげてください。
彼らなりに言い分があります。いろんな複雑な気持ちがあって勉強をしたくないのです。それを理解しようという姿勢で接することが、子どもの学習習慣づけの第一歩だと思っています。
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