科学技術「真空列車」

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【ハイパーループ?】



次世代高速移動交通機関に
「ハイパーループ」という物があります。

このハイパーループは
空気を抜いた真空の筒の中を
車両が浮上して高速移動する物です。

その速度は
なんと!1000㎞以上!

この速度で移動できる乗り物が
「ハイパーループ」という物なのです!

この乗り物が完成すれば
3時間で行く距離を
たったの20分で移動できるようになります。

乗車金額は
新幹線程度で運行される予定です。

しかも
電車のように簡単に乗る事が出来ます!

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【韓国の研究】





ハイパーループを研究している韓国で
17分の1のサイズのハイパーループですが
2019年9月の実験で714㎞を記録しました。

その後
2020年11月11日に同じ模型で
世界最速の時速1019㎞を達成しました。

2016年1月から
真空チューブ鉄道構想を
「韓国鉄道技術研究院」が研究しています。

韓国は
首都ソウルから釜山までの移動時間が
3時間かかっています。

この3時間の距離を20分で移動する為に
最高速度「1280㎞」で走る事が出来る
超高速鉄道を実現しようとしてます。

2017年6月に「韓国建設技術研究院」は
「漢陽大学」と
ベンチャー企業「HTT」と提携し
実用化に向けた研究開発をします。


韓国のハイパーループの基本構造は
磁石の磁力で浮遊させて動かす方式です。

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【世界初の有人乗車成功】





ハイパーループを研究しているアメリカに
「ヴァージン・ハイパーループ」社があります。

この会社は
アメリカのラスベガスに
全長500mの実験施設を作りました。

2020年11月8日
この実験施設でなんと!
世界初の人が乗車する走行で
500mの短い距離を161㎞で走りました!

これに乗車したのは
最高技術責任者「ジョシュ・ギーゲル」氏と
役員の「サラ・ルシアン」氏


現在は
2名しか乗れない車両ですが
完成すれば28人乗れる車両になります。

このハイパーループは
インドの「ムンパイ」と「プネー」間を
走行する予定です。

このハイパーループを実現する為に
「ヴァージン・ハイパーループ」社は
サウジアラビア政府と資金提携をしました。

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【夢の実現】





「バージンハイパーループ」社は
2030年に実用化を目指し
そのコンセプトビデオを公開しました。

この会社のハイパーループは
時速1080㎞で移動できる物になる予定です。

加速も凄くスムーズに出来
「加速中に社内のコーヒーを1滴もこぼさない!」
そう主張しています。

乗車人数「28名」で
1時間当たり数千人を異動させられます。

車内は
走行中なにも景色が見えませんが
シンプルで洗礼されたデザインに仕上げてあり
到着まで退屈せずリラックスできるらしいです。

CEOがこう発言しています。
「超高速移動する乗り物を毎日使うのは
料金的に現実的じゃありません」
「しかし料金を手頃にし通勤で使える様にする」

そしてさらにこう発言しています。
「数時間かかる通勤距離を
たった数分で通勤できる将来を想像して下さい」
「どう?夢のようでしょ」


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【問題点】





2013年
「イーロンマスク」が世界で1番初めに
ハイパーループ構想を発表しました。

ハイパーループは
真空の筒の中を磁力の力で浮上させ
摩擦抵抗を極限まで無くし
1000Km以上の超高速走行する乗り物です。

その為窓が無く
乗客の気分が悪くなったり
閉所恐怖症を訴える人が出てきます。

しかも
車両故障や病人が出て緊急停車した時
真空の筒の中にいるので
車両から降りる事が出来ません。

それに車両が小さい為
トイレや売店も設置する事が出来ません。

更に時速1000㎞以上の走行中
万が一衝突事故が起きたら
間違えなく即死でしょう。

この様な問題をクリアーしないと
実用化する事が出来なくなります。

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