師の大切さ

明けましておめでとうございます。

今年は、皆さんが健康で、そして、皆様の本当の願いが叶いますように。

皆さんはどんな目標がありますか？

私は、芸術・武術に触れる、アートな年にしたいです。

それから、私の方は、新年を機に念願の医学部リハビリ科で患者中心のケアのための腰痛の予測モデル研究プロジェクトで研究助手＆博士論文をやることになり、プロジェクト自体が、なんじゃこりゃっていうぐらい、自分が思ったよりも、ずっとずっと自分がやりたいことの本質に近いので、とっっっっっても楽しみな年です。

研究というのは、臨床ではできない治療を行うことができ、

臨床では助けられない人たちを助けられるんだ・・・という、

なんか新年から素敵な発見もしています。

新年明けにまた鼻の手術して数日休んだので（最近多いな。。。）

私の大好きな番組　アメリカズゴットタレントとブリテンズゴットタレントをめっちゃ見ていました。

前見た時もすごいと思ってたけど、2017年BGT勝者のTOKIO  Myersにどハマりしてしまいました。ご存知ない方は是非チェックしてみてください。

クラシック音楽とモダンポップを自分なりにミックスしてアレンジして

今まで聞いたことがないような音、というか全く新しい別空間を創り上げている天才です。

（ちなみにシッダ医学の視点からすると音は空間につながってますw）

非常に過酷な生活環境の中で音楽が浄化装置だったのだろうと想像できる神がかった美しい音、

そして超謙虚な姿勢、素晴らしいです。インド医学的に言えばサットヴァ的ですね。

AGT と　BGTを観ていて気づいたのが、

かなりの多くの勝者の人たちは、1つのことだけじゃなくてマルチの才能に長けていて、それを上手く組み合わせて新しいものを作り上げているのだなと思いました。

最近、同級生は、疫学＋トピックだけを考えればいいのに対し、自分は

疫学＋トピック＋シッダ医学＋現代医学　と考えないといけないんだなと

博士論文考えるのめっちゃ疲れてたのですが、

この法則を発見し（笑）色んな知識や技術をブレンドさせるのって

誰でもやっていることなんじゃん！と元気が出ました。

私も、こういうふうに、誰もがやっているような当たり前のことをやっていきたいです。現代科学の現場で。

前置きが長いんですが、

Tokio Myersには、恩師がいました。

彼は子供の頃から過酷な生活を送っていて、

11歳の時に学校でギャングが子供を襲い、

それを守ろうとして校長先生が亡くなったという事件に巻き込まれたそうです。

そのときに彼を助け出したのが彼の音楽教師だったようですね。

「彼がいなかったら今の自分はいない」とまで言い切っていました。

先生って、素晴らしいですね・・・

私にも、人生を変えてくれた「先生」が何人かいるなと思い返しました。

長く関わりを続けることができて、私はこの人一筋だと思えるような自分の「師匠」（グル）は残念ながらいない気がするのですが、きっかけをくれた先生ならいるなと。

17歳の頃、一人旅をしていた時京都の南禅寺でふらりと出会った、

アブラハム・ソーテンドープという、現在ゴルバチョフが会長をやっている、グリーンクロスインターナショナルという国際環境保護団体の創設者。

彼はダライラマとも友人です。

17歳で英語もしっかりわからない私に、若いからとか英語できないからとか関係なく接してくれ、

自分がユダヤ人として経験した第二次世界大戦の話をしてくれました。

ちなみに後で調べると、彼はユダヤ人のためのコミュニティを創ったりなどの活動もしていました。

（ちなみに確かワシントン大学で教授もやってたんですよね・・・笑　面白い縁ですね〜）

彼は京都で行われた国際水会議のために来ており、心から平和を願い、人々のより良き生活のために人生を捧げていることが、

その時の私にも十分理解でき、その衝撃は今でも支えになっています。

「自分のことばっかり考えないで、

人のために生きるっていう生き方ができるんだ！」

と純粋に気付かされました。

彼に出会ったのは数時間ですが、その影響は今もまだ続いています。

他にも、

その先生方のクオリティに近づきたいと思うからこそ、

自分を高めようと思える、そんな素敵な先生方に、

何人かは出会っていたなあと思います。

前学期で私はTeaching  Assistantの仕事をして、

医学部志望の大学3年生に主に研究論文の読み方を教えたのですが、

生徒の成長がすごく楽しくて、正直最高でした。

いつか、

「あなたのおかげで今の私がいる」と思ってもらえるような

そういう先生になりたいなと思いました。

それには本当に程遠すぎる道のりで、生きてる間にあのレベルに行けるわけ？って気もしますが、、

皆さんにも、尊敬する人、恩人、師や導いてくれる相手がいますか？

素晴らしい先生方を思い出してみて

彼らに近づく目標を立てるのも素敵な新年かもしれません！

シッダやアガスティアナーディにこの話関係あったのと思う人もいるかな？

超絶大ありです。

シッダ医学では、「師を敬うこと」とあります。

そしてアガスティアナーディ自体が人類の師匠とも言えるような人たちが書き残したガイダンスです。

師匠に相談するような気持ちで、ナーディを読むと、聖者も喜んでくれると思いますよ〜！