こんにちは南仙台の父です。
金利引き上げについて政府の見解は積極財政維持のため、金利引き上げ
には慎重な構えを崩していません。
為替相場も複数の国の市場介入が効果を上げて150円台まで上がったも
のの、あくまでも介入による操作であって日本経済の実力値ではありま
せん。
様々な問題を抱える中で金利引き上げについて慎重な姿勢は景気後退に
繋がるリスクを採らず、インフレ傾向をある程度は放置するといった姿
勢です。
インフレによる費用増は企業にとっての大きな負担になっており、最終
的な消費者への影響も強まる中で、インフレを放置し続けるのかにも市
場は注目しています。
さすがにFRBも米政権の圧力に屈せず金利引き下げには応じておらず、
これ以上のインフレが大きなリスクと考える姿勢は崩していません。
米国の金利が下がらない以上は金利差が埋まらず、為替相場以外に手が
ない実情に問題視する専門家も増えています。
果たして市場要求によって金利引き上げに日本も更に踏み切らざるを得
なくなるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、月のカードの逆位置が出ています。
月のカードの逆位置は過去からの脱却や未来への希望、不安からの脱却
や安定化に向けた流れといった意味があります。
国際情勢を考えるとインフレ圧力は更に強まります。
また、米国も秋の中間選挙に向けて政権に有利な情報は少なく、更なる
強硬な政治姿勢によって市場が混乱するリスクも増えていきます。
打てる手が限られ、政治的な動きが強まる中で日本は当面選挙もなく、
秋に向けて内閣改造程度の動きしかありません。
一人市場の動きに取り残された感じはありますが、今のところは政策変
更の動きもありません。
結果として何も動かないことが市場作用として悪い方向に向かず、結果
論で為替や投資市場でも大きなマイナスを被ることはありません。
何もしないことがかえって市場の安心感を得るという不思議な現象が生
じることになります。
しかし、一方で景気減退の方向には確実に向かうことになり、為替介入
は長期的に国内のドル流出に繋がっていきます。
ここ半年は市場の動きから乖離したともいえる日本の動きはまったく変
化が見えなくなります。
相対的に影響力が下がっている中では大きな問題ともならず、結果的に
他の国が目立つ形となってインフレだけが進行する現象になります。
物価は更に上昇しながらも景気も一気に悪くならないため、見た目で小
康状態に落ち着くことがかえって政権にとって好都合な状況になります。
次に環境条件ですが、悪魔のカードの逆位置が出ています。
悪魔のカードの逆位置は回復やリセット、立ち直りや覚醒といった意味
があります。
冬以降になると大きな政治ショーがひと段落するため、日本を取り巻く
環境には厳しい風が吹いてきます。
積極財政に対する評価も一段と厳しいものが国際経済の中では出て来る
ことになります。
世界の実態と日本の実態に大きな乖離がある中で、冬以降はその影響が
出始めることになります。
最終的には今の政策が実態との乖離により市場信用を更に下げる形とな
って、国際協議の場からも日本が外される日本パッシングも目立つこと
になっていきます。
もちろん簡単にインフレが停まるわけでもなく、限られた打ち手しかな
い中で政策も限られていくことになります。
国際信用を重視した政策セットを打ち出せるかがカギとなりますが、状
況を顧みない形での政策継続が選挙などのイベントがない中では選択肢
を変えるポイントもありません。
米国の中間選挙の結果も大きく流れを変えるところまではいかないだけ
に日本にとっては政策転換のチャンスが少ない、そうした時期に入って
います。
悪魔のカードは裏切りや堕落という意味がありますが、政策転換できな
いツケを冬以降は一気に享受することになります。
時代に合わない政策を無理に継続している感じにも見えるだけに海外の
視線もより一層厳しくなります。
おそらくは今後は継続した為替介入もできなくなります。
政策転換をいつ判断できるか、米中間選挙前に転換できるか、難しい判
断を迫られることになりそうです。