占ってみました ロシアは5/9の戦勝記念日までにウクライナ東部2州を完全制圧できるか

こんにちは、hrperficioです。

今回は東部2州だけでなく、周辺地域でも苦戦を強いられているウクライナ

にとって、今後を占う意味で大事となる5月9日の対独戦勝記念日までに、

ロシアが東部2州を完全制圧できるかを占ってみました。

今後の和平やロシアの意図、更に国際的な緊張状況の拡大に繋がる流れと

なるので非常に注目される内容でもあります。

写真は占いの結果となります。

左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、女帝のカードの正位置です。

女帝のカードの正位置は、繁栄や愛情、情熱や結果、家庭といった意味が

あります。

結果としてはまだ十分な時間が残されており、ロシアにとっては目的がこ

れであれば完全制圧は可能であることを意味します。

女帝のカードは結果という意味があり、更に不気味なのはロシアが示して

いる「大ロシア・大スラブ主義」です。

家庭・家族とはこれを示すキーワードになるので、東部2州のロシア系住民

の支援・解放を目的とした当初の目的からすれば、ロシアの意図するとこ

ろは達成できるということを暗示します。

ここで重要となるのが次の環境条件のカードです。

次に環境条件ですが、皇帝のカードの逆位置です。

皇帝のカードの逆位置は、未熟や横暴、傲慢や身勝手、独断や無責任とい

った意味があります。

また、ここで大事なのは皇帝のカードが逆位置で出たことです。

結果の部分でも記しましたが、ロシアの意図する目的が東部2州だけにあれ

ば結果的に成功するという意味になりますが、これ以外にも目的を拡大し

たり、更に別の目的があった場合はかえって不幸を招くことを暗示してい

ます。

皇帝のカードは男性を意味するカードであり、権力を表すカードでもあり

、逆位置にあることは権力にとって不都合な状況に向かうことを意味しま

す。

今のところは東部2州の完全制圧を5月9日までに行うことがロシアの最大の

目標ですが、恐らくはこれでは留まらないであろうことを意味します。

戦線拡大によるウクライナ全土の制圧や周辺地域での衝突などによって、

戦闘が拡大してしまうことが懸念されます。

ロシア国内では戦時中の日本のように都合の良いプロバガンダだけを国民

に流しており、中途半端な制圧では世論の支持が得られなくなります。

これはかつての日本がそうだったように、都合の良いところで止めづらい

環境になることを暗示します。

スターリン時代を含めて、ロシア人やその子孫たちは現在のロシアだけで

なく、東欧各地に多くが移住しました。

特にソ連時代はそれが顕著となり、東欧には多くのロシア系住民が住んで

います。

今回の悲劇はそれを口実にしたものでした。

プーチン大統領としては更に権力を安定化させるために、強いロシアを国

民に見せ続けなければならなくなったのです。

また、戦線拡大することで兵站補給が貧弱化し、リアルタイムでロシア軍

と傭兵による戦争犯罪も明らかになっています。

これによって東欧では反ロシアが激しくなり、ウクライナでもパルチザン

のような反ロシア活動が散発的に継続し、これによってロシア兵士の犠牲

も増えていきます。

国内経済もこれから厳しくなっていく中で、国民の不満をロシア系住民の

解放で目を反らさざるを得ない、本当に戦時中の日本と同じ状態になって

いくことになります。

カードの示す環境条件はまだ何とかしようとすれば良い方向に向けられる

意味合いもありますが、プーチン大統領の置かれた立場をそのまま示す内

容が出てしまっており、おそらくはどうすることもできなくなるでしょう。

むしろ、これはその後のロシアの悲劇を示すカードにもなっています。

以前にもプーチン大統領のその後を占う中でも同様な内容になっています。

彼は事実上、ロシア権威主義帝国の「皇帝」です。

おぞましいような最期を迎える可能性が更に上がったように感じます。

東部2州の制圧は一時的な成功だけで、ロシアの本当の悲劇はこれから迎え

ることになるでしょう。