こんにちは、hrperficioです。
今年のノーベル賞について、2つの占いを行っています。
1つは日本人の受賞者が出るかどうか(主には自然科学分野)、もう1つは文
学賞に村上春樹氏が選ばれるかどうかを占っています。
どちらも結果が出ました。
自然科学分野では真鍋淑郎氏が物理学賞に選ばれました。
文学賞は村上春樹氏の受賞とはなりませんでした。
占いとしては半分だけ当たった感じにもなりますが、真鍋氏は米国籍を取得し
ており、日本国籍を放棄しているので正しくは日本人ではありません。
日本出身者・日系人の受賞者となります。
そういった意味では外れている訳でもありません。
今回は地球温暖化に関わる地球物理学での受賞という非常にタイムリーな受賞
ともなりました。
色々な予想では物質系などの物理学分野ではないかといわれており、その中で
も何人かの日本人研究者の候補はいました。
結果としてはこのような結果となって、消化不良な当たり外れとなりました。
日本で研究を続ける研究者がどんどん減っており、資金にも問題があって、真鍋氏も話していたように、日本の特殊な学究環境は大きな問題です。
占いでは環境条件としてこういった問題が出ていたので、真鍋氏の口からこの
大きな問題点がクローズアップされたのは日本の学術界にとって一つの刺激に
なったのではないでしょうか。
そういう考え方でいけば、占いは見事に当たったといってもよいでしょう。
次に文学賞については見事に当てました。
昨年までと違って、色々な論評の中で取り上げられていましたが、文学賞の性
格と村上氏の作風に問題があり、今のままでは受賞は難しいとの指摘がありま
した。
また、映画で取り上げられたとかの話もありましたが、何よりもどんなメッセ
ージを作品や言動で発信していたかが問われる中で、村上氏の発信は特に特筆
すべきものがありませんでした。
政治的にも、文化的にも、社会問題などあらゆる分野で村上氏は発信できるだ
けの環境がありましたが、全くそのような動きがありませんでした。
昨年が女性の受賞だったとか、アジア系の受賞が数十年以上ないなどの点だけ
が注目されていましたが、今回の受賞者はアフリカのアイデンティティに対す
る問題点をあぶり出すものだったので、そういった意味では商業的な文学領域
にある村上氏の受賞はあり得ないという意味でもあります。
こういった背景を改めて認識させられました。
おそらく、村上氏が作品を含めて社会に大きなメッセージを出して、社会に問
題を訴えかけるようなものがなければ、この先も難しいのではと思います。
今回のノーベル賞によって日本の課題なども明確になりました。
きっと課題を埋める方法はあると思います。
やはり重要なメッセージや結果を社会に発信し、訴えかけるだけのアイデンテ
ィティを持たなければならないのだと思います。
これは真鍋氏も話していた内容です。
世界に向けての発信を日本が問われているのだと感じます。