コロナ特別対応型の全5回の受付が終了。
現在は一般型の4回目の受付中のところです。
全5回の申請について感想。
【事業内容について】
特に多かったのが、小売・サービス業のネット対応係る申請でした。
その中には単にHP開設に留まるものが多く、「それでは非対面型ビジネスへの対応にはなりませんよ。」と幾度となく助言しました。
(『※単に認知度向上のためのホームページ開設は、対象になりません。』と公募要領にはっきり明記されている。)
また、非対面型ビジネスとしてECサイトを立ち上げますといっても、じゃあターゲットのお客様にどうやって御社(商品・サービス)を検索して(興味を持って)もらうのかという肝心の販路開拓策が完全に抜けてたりする。(HP業者が代行申請している場合、特に多かった。)
【申請書について】
コロナ型は枚数制限があったのでいかに要点を抜け漏れなく記述するのかが重要でした。
「様式2」の「2.事業概要(自社の概要や市場動向、経営方針等を記載ください)(以下2)」で自社の経営資源(人・モノ・カネ・情報とその特徴・強み)・競合他社・顧客を分析し、それをベースとする今後の経営方針が妥当なものかどうか。そしてその経営方針に基づいた「5.今回の申請計画で取り組む内容(以下5)」が漏れなく詳細に記されていれば採択されていた様に思える。
もちろん「6.新型コロナウイルス感染症を乗り越えるための取組の中で、本補助金が経営上にもた
らす効果(以下6)」も重要な記述ですが。2と5がきちんと書ければ6は自然と書ける。
また、「3.新型コロナウイルス感染症による影響(売上減少等の状況について記載ください)」とあるが、コロナによる売上減少に記述がとどまるものが多かった。もちろんそれは書かなくてはならないが、様々な面での影響を書いた方が好ましい。また、マイナスの影響ばかりでなくプラスの影響を見いだせれば尚良し(ピンチをチャンスに変える)。
中小企業診断士以外の方が代行申請された記述は2の記述が非常に甘い。
特に市場動向の分析ではコロナ前の業界のネット記事等の引用が多く見られた。それよりも事業者の目の前にいるお客様がこのコロナ禍でどう行動が変化し、どういったニーズの変化が見られるかが重要で、これは事業者でしか分からないところだ。それを事業者からヒアリングし、今回の取組みに結びつけれるかが申請の勝負の分かれ目だったのではないでしょうか?